東京ビッグサイトで開催中の国内最大の総合アニメイベント「AnimeJapan 2017」のメインエリアが3月25日にオープンし、アニメ作品展示やグッズ販売、ステージやイベントなどを楽しみに多くのアニメファンが会場に足を運びました。

メインエリア出展社数は169社、出展作品数は約170作品と、過去最大となった今回のイベント。昨年度工事中だった東7・8ホールも使用し、各社ブースのほか、3つのステージとオープンステージでは声優などが登場するステージがひっきりなしに開催され、先行・限定アイテムの販売やアニメやゲームの新タイトルを求める人たちで大きなにぎわいを見せています。

ホール内には巨大な展示物も多数。4月1日からアニメのシーズン2がスタートする進撃の巨人ブースでは、圧倒的にデカい巨人化したエレンがお出迎え。運がよければ女型の巨人や奇行種にも遭遇できるかもしれません。

このほか、特撮ドラマ「牙狼〈GARO〉」シリーズの黄金騎士ガロと魔導馬「轟天」が実寸大(3メートル)で鎮座しているほか、シン・ゴジラ、そして11月の公開が発表された虚淵版「GODZILLA」からは、対ゴジラ作戦に実戦投入されているパワードスーツがお出迎えしてくれます。







グッドスマイルカンパニーブースでは「けものフレンズ」サーバルを始め、ガールズ&パンツァー劇場版からセンチュリオン、BT-42突撃砲や艦これ吹雪改二など監修中のねんどろいども展示



AnimeJapan史上最大の出展面積でブースを構えているのが「Fate/Grand Order」。東京では初となる「ダ・ヴィンチ工房」を再現した展示を通路に配置し、ホールに入る前からワクワクさせてくれる同ブースでは、「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」の先行体験会のほか、マシュの宝具とプロジェクションマッピングを組み合わせ、ゲームのこれまでを振り返る立体映像に多くの人が足を止めて見入っていました。



最新のデバイス技術とアニメが融合したアトラクションを提供しているのがソニーの「魔法師開発研究所」ブース。魔法が現実の技術となった2090年代が舞台のアニメ「魔法科高校の劣等生」とコラボし、自分の魔法力が測定できる場となっています。
超心理現象の次元に属する非物質粒子で、認識や思考結果を記録する情報素子であるサイオン(想子)の量を測定する「サイオン量測定」コーナーでは、没入型映像システムを用い、かざした手に追従する形でサイオンを可視化。また、指向性の強いスピーカーからの指示に従う「知覚魔法師適性試験」や、アクチュエーターを内蔵した拳銃型CAD(術式補助演算機。魔法の発動を簡略化するデバイス)を用いた模擬戦闘を行う「魔法師適性試験」など、幾つかの試験を体験できます。


暗闇の中、拳銃型CADを向けた先に敵の姿が。打つべし打つべし!
この魔法師適性試験が特に楽しく、ソニーの技術という名の魔法が生み出した拳銃型CADを向けた先には、ガンサイトと敵の姿が現れ、打てば振動と着弾点から音が鳴る不思議な感覚に。高度に発達した科学と魔法の区別が付かなくなるこの試験を受けて魔法師を目指さんと、ブースには多くの受験生が殺到していました。
今後放送予定のアニメ情報なども会場の至るところで目にすることができる同イベントは3月26日まで。西尾維新×中村光のタッグで2017年テレビアニメ化が決定した「十二大戦」のティーザーPV公開(26日14時)など、最終日の見どころもたくさんありそうです。


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