オーストラリアのクイーンズランド大学が、世界最大となる1.7メートルの恐竜の足跡を発見したことを発表しました


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足跡だけでこの大きさ


 クイーンズランド大学教授のSteve Salisbury氏率いる研究チームは、オーストラリア大陸北西部に位置するダンピア半島で調査を行い、21種の恐竜の足跡を発見。政府が2008年、このエリアを液化天然ガスの生産地域に指定したことから同氏らに依頼があり、400時間を超える調査が行われていたそうです。

 発見された足跡の中には、草食で首と尾が長く四足で歩く竜脚類の1.7メートルに及ぶものも。これまでに見つかった恐竜の足跡で最も大きく、寝そべった成人男性が2、3人収まりそうなサイズです。

 そのほかにもティラノサウルスで知られる獣脚類、ステゴサウルスが属する装盾類などの足跡が出てきており、Salisbury氏はダンピア半島を「オーストラリアのジュラシックパーク」のような場所だと表現しています。


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世界最大の恐竜の足跡が発見されたほか、21種の恐竜が生息していたことも明らかに


マッハ・キショ松