現役ネカマに聞く、ネカマを見破る方法やネカマにだまされないための自衛手段。そして「悪のネカマ」の恐ろしい手口を公開。
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ネカマだと疑った人へのカマのかけ方

「例えばさっき教えてもらった方法とかで『あれ、この人ネカマじゃね……?』ってなったときとか、どうすればいいの? あなたネカマですよね? って聞けばいいの?」

「それじゃダメですよ。え、女だよ? って言われたらそれまでじゃないですか。ネカマは息を吐くようにうそをつく生物なのでそのくらいじゃ動じませんよ」

「怖い」

「なので、ネカマにネカマだということを追求して認めさせるには『自爆を狙うこと』これが一番です」

「自爆を狙う」

「つまり、うまい具合にカマをかけるんですよね。相手の方から男だって証拠を出しちゃったらもう言い逃れもできないじゃないですか」

「なるほど……どんなカマのかけかたがあるの?」

「男しかない男あるある、とか有効ですよ。例えば何気ない雑談の中で『そういえば混雑してるトイレって、並んでる列が大なのか小なのか分からなくて戸惑っちゃったりするよね』とか言う。それに対して相手が『分かる!!』ってノってきたら、あれ??? って」

「あーーーー、なるほど、女性のトイレは大小同じだもんね!」

「そうなんです。ネカマやってる人ってボロを出さないために発言の前に割と考えたりもするんですけど、そういう共感系のネタは考えずにとっさに反応しちゃったりするのでかなり有効です。トイレの大小だったり性に関わることは生まれつきの常識になっちゃってるので、考えたとしてもボロ、つまり男側の回答を出しやすいですね」

「すごい良い情報だ」

「このカマのかけあいってネカマ同士での戦いでも結構あるんですよね。上級ネカマ同士のバトルとか、見ててすごいですよ。一見普通に会話してるようで会話の全てがカマのかけあいですからね」

「ネカマ同士の戦い!? そんなん勃発(ぼっぱつ)するの……?」

「しますします! 例えば自分が牛耳ってたギルドに1人明らかにネカマな奴が入ってきて内部を荒らし始めたりしたら、もう戦争の始まりですよ。普通に会話をするふりをして相手が男だって証拠を引っ張り出そうと。これは前編でも話したギルド同士の対抗戦とかで相手のギルドにネカマを潜り込ませるという潜入工作のときにも見られる戦いです。潜入された側のギルドのネカマは、何としてでも相手がネカマであるという証拠を突き止めて自分のギルドを守らなければなりません」

「ほう」

「ただ、この戦いは初めにボロを出した方の負けですから。もし自分が負けてしまったら自分がネカマ認定されてギルドから追放されてしまうかもしれない、今まで築き上げてきた友人関係なども全て水の泡になってしまうかもしれないですからね。双方必死になるわけです」

「まさにネトゲ生命を懸けた戦いってわけか……」

「これまでやしろさんが見てきたかわいらしい女性キャラクター同士の会話も、実は互いの命を懸けた殺し合いだった可能性も十分にありますね」

「もうまともに女性キャラ同士の会話が聞けない気がする」
まとめ

「うーん、いろいろタメになる話を聞けました。では最後に、ネカマにだまされないための心構えをまとめてください!」

「ネカマかも。貢ぐ前に、ひと呼吸。ですね」

「警察署の前に貼ってそうな言葉だ」

「そうですね……無駄に媚びてくる女性は基本ネカマと疑ってかかること、見た目が女だからって欲しいと言ったものをなんでも買い与えない……というかネットゲーム内で女性との出会いを過度に期待すること自体がアレなんでやめたほうがいいと思います。出会うときは自然に出会うので。妙にガッついてもそれこそネカマの餌食です」

「ネカマにだまされまくってたとき、妙に周りの女性が媚びまくってくるから本当にモテ期なんだなぁと勘違いして舞い上がってた自分が悲しい……」

「よく結婚できたなこの人……」

「……とにかく! 心無いネカマに心奪われてしまう前に、この記事を思い出してちょっとでも相手を疑い、それにより世の中から悪のネカマの被害者が1人でも減ることを私は願ってます」


「願ってねえだろ。……まあ、取材はこんな所ですかね……はぁ、いやでもおかげで良い記事が書けそうです。ありがとう……」

「いえいえ、こちらこそ……懐かしい話ができて良かったです。あ! そうだ、最後に……やしろさんってラグナロクオンライン休止するちょっと前にゲーム内結婚したじゃないですか。赤毛の騎士の娘と」

「え? ああ……したけど何で……? 懐かしいな」

「あれ、私の友達の30代の製造業のおっさんです」

おわり。皆さん良いネトゲライフを! 僕はもう誰も信じません。