JR北海道室蘭線で10日夜、83歳の男性が運転する乗用車が線路を走行するトラブルが発生しました。


高齢者男性(83歳)の運転する乗用車が、JR北海道室蘭線の線路を侵入、走行
高齢者男性(83歳)の運転する乗用車が、JR北海道室蘭線の線路を侵入、走行

右の画像は、中央右あたりに乗用車後部が写り込んでいます(画像提供:KYwwさん/@kywwbakadesu



高齢者男性(83歳)の運転する乗用車が、JR北海道室蘭線の線路を侵入、走行

画像をアップにしたもの(画像提供:KYwwさん/@kywwbakadesu


 22時15分ごろ、白老駅内の線路を乗用車が走行。その様子をホームで撮影したKYwwさん(@kywwbakadesu)によれば、「終電を待っていたところ、乗用車がゆっくりとした速度でやってきて、そのまま直進していった。同駅で目撃したのは、自分だけだった」とのこと。

 乗用車はその後、踏切付近で脱輪し、線路内で停止。非常スイッチが押され、近くを走行していた貨物列車が停止しました。同列車の運転手が事態の確認を行い、23時32分ごろ、乗用車の撤去作業が完了。JR北海道は、このトラブルの経緯について「自動車を運転していた83歳男性が道路と線路を誤認。白老駅手間の踏切から線路内に侵入し、走行していたと思われる」と推測しています。苫小牧警察は現在捜査中で、男性の逮捕などには及んでいないとのこと。

 JR北海道は線路点検を行った後、目撃から約3時間後の翌11日1時27分ごろに運転を再開。乗用車と列車の衝突事故には至りませんでしたが、一部列車の運休や遅延などが発生し、150人に影響したそうです。


高齢者男性(83歳)の運転する乗用車が、JR北海道室蘭線の線路を侵入、走行

白老〜社台駅間の線路を走行したと見られています(Webサイトより)


マッハ・キショ松

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