ニッポンレンタカーが、高級スポーツカー「メルセデスAMG GT S」のレンタカー取り扱いを開始しました。

レンタカーとして登場した「メルセデスAMG GT S」
メルセデスAMG GT Sは、522馬力の4リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載する2ドアクーペの高級スポーツカー。F1のセーフティカーとして活躍するほどの高い走行性能はもちろん、ロングノーズでワイド&ローのボディ、時速120キロ以上で自動的にせり上がるリアスポイラーのギミック機能など、見るからに速そうで、乗る人の気持ちを高ぶらせてくれそうな美しいフォルムが大きな特長です。車両価格は2000万円(税込み)から。お値段もスペシャルです。

メルセデスAMG GT S
このメルセデスAMG GT Sが、ニッポンレンタカーと輸入車販売大手のヤナセが提携して展開している「ヤナセプレミアムカー レンタル」の1車種として借りられるようになりました。「ニッポンレンタカー東京駅新丸ビル営業所」のみで取り扱われます。
レンタル価格は、ニッポンレンタカーのSRM(スーパーレッドメンバー)/PRM(プレミアムレッドメンバー)個人会員の通常期価格で6時間/6万804円、12時間/6万9984円、24時間9万3312円から。特別車のため、「免許取得から20年以上が経過している」「クレジットカード支払い」「日本国内在住で、日本の運転免許証を保有している人」が対象です。

なおヤナセプレミアムカー レンタルには、今回のメルセデスAMG GT Sのほかにも「メルセデス・ベンツ E 200 AVANTGARDE」(6時間/1万6740円から)、「メルセデス・ベンツ GLC 250 4 MATIC」(6時間/1万4364円から)、「アウディA4 2.0」(6時間/1万1988円から)、「キャデラック ATS Sedan」(6時間/1万1988円から)、「BMW 320d」(6時間/1万1988円から)などのプレミアム車が用意されています。
メルセデスAMG GT Sのような夢のクルマならば、とても購入することはできないが「特別な日に、1日だけ夢を叶える」を実現できます。メーカーや販売店としても「借りてみて印象がよかったので、購入する。ファンになる」につながります。
昨今、クルマの利用手段は「所有して使う」だけでなく、個人間カーシェアサービス(関連記事)や超短期リース型(関連記事)などの「借りる(所有しない)」方法も普及してきています。このような、利用することに対価を支払う「シェアリングエコノミー」と呼ばれる経済の流れは今後のあらゆる業界に大きな影響を与えるとされています。クルマにおいても、自動車メーカー自身、あるいは他業種(NTTドコモなどの通信事業者)も続々とシェアリング事業に参入し始めています。こういった「手段を借りる/時間を買う」形のシェアリングサービスは、今後、拡大・拡充が進んでいきそうです。
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