サラリーマン、プリキュアを語る：プリキュアって今、何人いるの？　気になったので調べてみた結果

イレギュラーなプリキュアをどう扱うか？　でプリキュアの人数は変わる

　しかし、ここからが厄介なのですが、プリキュアシリーズには各シリーズにおいて、「敵のプリキュア」「過去のプリキュア」「1話だけ登場するプリキュア」「プリキュアの力をもった人」「キュア＊＊」と呼ばれたキャラなど、多数のイレギュラーなプリキュアも存在します。

　これらのイレギュラーなプリキュアをカウントするかどうかによって「プリキュアの人数」にはさまざまな解釈が生まれます。

　ここからは「個人の信条」に基づいて、「このキャラはプリキュア」「このキャラはプリキュアではない」と決めていけば、それが、あなたが思う「プリキュアの人数」になります。

　よく「プリキュアとしてカウントするべきか？」で議論になるキャラクターの一部を列挙しておきます。

（他に複数プリキュア候補のキャラはいます）

　これらのキャラクターはファンの間でも「プリキュアである」「プリキュアでない」が話題となり、制作者インタビューで少し触れられることなどを手掛かりにさまざまな論争が繰り広げられます。

• プリキュアと同等の力を持っている
• キュア＊＊と呼称される
• 過去世界で出てきたプリキュア
• 空想世界で出てきたプリキュア
• そもそも、女の子は誰でもプリキュアになれる

　さまざまな考え方があると思います。

　しかし、個人的に思うのは、

自分が「これはプリキュアだ」と思うキャラクターこそが、あなたにとってのプリキュア、で良いのではないか、ということです。

じゃあ、どう答えれば良いの？

　「プリキュアの人数」にはさまざまな解釈があり、一概には言えないのですが、仮に「今、プリキュアって何人いるの？」って僕が聞かれたら、

映画基準でみると、2018年1月現在、
「55人のプリキュア」がいるよ。
でも、その他にもたくさんプリキュアはいるよ。

と答えると思います。

　一般的にはそれでほぼ通じるでしょうし、プリキュアに興味のある人には、そこからお話がさらに盛り上がることと思います。

　「55人」プラスアルファ。

　このワードを覚えておくと良いと思います。

プリキュアが増えていくことの意味

　プリキュアシリーズは、春に「オールスター映画」が作られます。

　それまでのプリキュアシリーズのキャラクターが一堂に会するお祭りのような作品なのですが、2016年「映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」ではキャッチコピーに「史上最大44人のバトルミュージカル!!」とあるように、44人ものプリキュアが出演することとなりました。

　当然、セリフどころか画面にほとんど映らないプリキュアも多数出て来て、さすがに70分の映画で44人ものキャラクター出演は限界が見られました。

　翌年2017年は「映画プリキュアドリームスターズ！」として直近3作のプリキュアのみが共演する形となり、人数問題は一応の解決をしました（監督は全員出したかったようですが）。

　そして2018年3月17日に公開される「映画プリキュアスーパースターズ！」も直近3作のプリキュア（魔法つかいプリキュア！3人、キラキラ☆プリキュアアラモード6人、HUGっと！プリキュア3人）計12人の出演です。

　キャッチコピーが「この春、12人のスーパーパワーが奇跡を起こす！」となり、「44人のバトルミュージカル！」からだいぶ画面がスッキリとした印象を受けます。

　やはり、直近3作くらいの方が人数的にも、ストーリー的にも子ども達に分かりやすくなるのではないかと思います。

　春の映画にも期待大です。

　また、昨今は単独のプリキュアだけではなく、プリキュアオールスターズもブランドとして商品展開されています。

　東京、大阪、福岡にあるプリキュアグッズを扱うオフィシャルショップ「プリティストア」でも多数のプリキュアオールスターズ商品が発売され、人気を博しています。

　新しいプリキュアが増えていく度にキャラクターグッズも年々増えていくことになり、「大きなお友達」のお財布を直撃することとなります。

　しかし「また、新しいのが出た……」「もう無理……」と言いながらも毎年楽しそうにグッズを買うのですよね、われわれプリキュアファンは。

　これはプリキュアシリーズが続く限り、永遠に続くものと思われます。

　プリキュアは、何人いるのか？
　プリキュアは、この先何人になるのか？

　これは人類が存続する限り問われ続ける、永遠のテーマなのかもしれません。