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テレビアニメ30周年を迎えた「シティーハンター」が、2019年初春に長編アニメーション映画化されることが決定しました。合わせて第1弾ビジュアルと30秒間のスペシャルムービーが公開されています。

冴羽リョウ(「リョウ」は「けものへん」に「寮」)役は神谷明さん、槇村香役は伊倉一恵さんと、テレビアニメ版からのオリジナルキャストが継続して演じる他、アニメーション制作も引き続きサンライズが担当。総監督はテレビアニメや過去の劇場版も担当したこだま兼嗣さん、脚本は「妖怪ウォッチ」でシリーズ構成・脚本を務めた加藤陽一さんが手掛けます。
ストーリーは、現在の新宿を舞台にリョウと香が活躍するという完全新作。リョウ役の神谷さんは「僕の中にはずっと冴羽リョウが生き続けていました。1999年のテレビスペシャルから20年が経ち、このような形でリョウと香、二人の『シティーハンター』にもう一度逢えるなんて感激です!」と興奮気味にコメント。香役の伊倉さんも「えっ、また100トンハンマーを振り回せるんですか!? 20年経って再び香の声が出来るなんて、なんて幸せ!! しかも北条先生の絵を見る限り、静かに収まってない気配。大暴れ出来る体力はあるのか少々心配ですが、気持ちはすでに香です。はぁ、もう待ちきれない!」とハンマーを振り回す気満々のコメントを寄せています。
『シティーハンター』は僕が若い頃に描いた作品です。若気の至りなど、いろいろなものがこの作品の中にはあるので、今の僕には当時と同じ感覚で『シティーハンター』を描くことは難しいなと思っています。でも、アニメーションならそれができる。総監督はこだま(兼嗣)さんなので、ツボを押さえた面白い作品になると確信しております。しかも、神谷明さん、伊倉一恵さんも出演されるので、“あの頃のまま”の『シティーハンター』が蘇るのではないかと期待しています。
ファンの方に楽しんでいただけるのが一番なので、それに応えられるように制作陣には頑張っていただければと思います。僕ももちろん協力させていただきますが、みなさんと一緒に楽しみたいと思います。 ――原作・北条司さんのコメント
私が「シティーハンター」に関わっていたときは、時間が経っても通用するセンスとアクションをと思って演出していました。
まさか30年経って再び関わるようになるとは考えてもいませんでした。しかし、頭の中では時間が止まっていて、すべてが昨日のことのように、冴羽リョウや槇村香が勝手に動き出しました。自分でもビックリです。なによりこの作品は楽しいのです。
ハードボイルドあり、アクションあり、ギャグあり、演出として、これほどやりがいのある作品にはそうそう巡り会えません。お話があったとき、二つ返事で引き受けました。しかも、今回参加してくれるスタッフには、当時リアルタイムで観てくれたファンの人たちもいるのです。こんな楽しい環境でやる気が起きないわけはありません。
あの頃と変わらぬ冴羽リョウが皆さんの前に帰ってきます。楽しみにしていてください。 ―― 総監督・こだま兼嗣さんのコメント
また、この発表に合わせて、冴羽リョウの誕生日である3月26日に『シティーハンター冴羽リョウ×ぴあ』の発売が決定。リョウの活躍の軌跡を原作とアニメから徹底的に解析している他、全神業、全もっこり、全ハンマーシーンをコレクションしたファン必見の内容となっています。価格は1200円(税別)。

(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会
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