ハンバーグといえば、パン粉などを混ぜたひき肉に火を通した肉料理。しかし、「もともとはひき肉を生のまま食べていた」といわれています。今回は、10秒で分かる「ハンバーグの意外な雑学」をご紹介します。
ハンバーグは、もともと生肉のまま食べる料理だった
ハンバーグの起源といわれているのは、タルタル人(タタール人/韃靼)の料理。ユーラシア大陸の騎馬民族で、硬い馬肉を食べやすくするためにひき肉にして、生のまま食べていたそうです。
これが、モンゴル帝国が大きく領土を拡大した13世紀ごろヨーロッパへと伝わり、タルタル人の名から「タルタルステーキ」という生肉料理に。さらに、焼いて火を通すアレンジレシピがドイツ・ハンブルクで生まれ、今度はそれが米国へ。その結果、「ハンバーグ」と呼ばれるようになった、といわれています。新しい料理に発展して別の土地に伝わるたびに、名前が変化していったというわけです。

タルタル人から伝わった料理だから「タルタルステーキ」(Google画像検索より)

ドイツ・ハンブルクでタルタルステーキを焼くレシピが誕生。それが米国に伝わって「ハンバーグ」(Google画像検索より)

説に従うと、「生→焼く」「ヨーロッパ→米国」という2つの契機が重なって、名前が変わったことになります
ちなみに、タルタルステーキには生の牛肉、馬肉に卵黄などが添えられ、その見た目は韓国料理のユッケにそっくり。実はユッケのルーツになったのも、タルタル人の同じ料理だとか。この説に従うと、ユッケとハンバーグはいわば「ユーラシア大陸の東西で生まれ、別の道を歩んだ兄弟」ということになり、騎馬民族の影響力の大きさが伺えます。

ユッケとタルタルステーキを見比べると、よく似ているはず(Google画像検索より)
参考
- ハンバーグの歴史(日本ハンバーグ・ハンバーガー協会)
これまでの「雑学」記事
- 「マンガで雑学」記事一覧







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