スーパーの野菜売り場で見かける緑色のピーマンと黄、赤色などのパプリカ。形はよく似ていますが、一体何が違うのでしょうか。今回はサクッと分かるピーマンの雑学をご紹介します。
ピーマンもパプリカも、とうがらしの仲間って知ってた?
ピーマンは、ナス科トウガラシ属の野菜。緑色をしているのは未熟なうちに収穫されているためで、熟すと品種によって赤、黄色などに変わります。これは「カラーピーマン」と呼ばれ、緑色のピーマンよりも甘い、ビタミンなどが豊富に含まれているといった特徴があります。
そのカラーピーマンの中で、大型で果肉が厚いものを指すのが「パプリカ」。ピーマンと同じく、ナス科トウガラシ属に属しています。見た目から何となく予想できるかもしれませんが、実は同じ植物の仲間なんですね。


ちなみに、もうちょっとややこしいのはピーマンととうがらしの違い。とうがらしも当然、ナス科トウガラシ属に属しており、ピーマンはカプサイシンが少なく、辛くないとうがらしの一種とされます。日本に入ってきた明治時代には「甘とうがらし」などと呼ばれていたとか。
そのせいか、伝統的な京野菜「万願寺とうがらし」は「とうがらしの王様」と称されていますが、「辛味が少なく甘みがあり肉厚」という特徴を持っているそうです。おいしそうだけど、あまりとうがらしっぽくないような……?

とうがらしなのに、甘さを特徴とする「万願寺とうがらし」。在来種のとうがらしと、外国のピーマンの交配から生まれたといわれています(Webサイトより)

「JAにしみの」(岐阜県)は、トウガラシなのに辛くない「甘長ピーマン」をWeb上で紹介。ちなみに、苦味などが弱く、通常のピーマンとも一味違うそうです

とうがらしの種を「ピーマン・パプリカ」として販売している「高木農園」(長野県)
参考
- パプリカの話(奈良県公式サイト)
- 種類豊富なトウガラシの仲間「ピーマン」(JA越前丹生)
これまでの「マンガで雑学」
- 「マンガで雑学」記事一覧







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