「ポッキーのチョコが付いていない部分を溶かしたチョコに刺しておくと、3〜4日で元通りに復活する」――ネットで広まったジョークを、真に受けた娘が実践して確かめたという、お父さんのツイートが話題です。本気でポッキーを栽培しようとする娘と、その夢を守ろうとする(?)お父さんのやりとりが実にほっこりします。
事の発端になったジョーク
上記のネタを娘に見せたお父さんの報告

元は漫画家が考えたジョーク。要するに「食べかけのポッキーをチョコに植えると再生する」……ネギかっ!(画像提供:ゴトウマサフミさん)

読者がネタを娘さんに見せたら、彼女は本当に実行してしまいました(画像提供:じゃんぼ187さん)

娘をがっかりさせないように(?)、お父さんが新しいポッキーに植え替え。長さにメリハリをつけ、まばらに伸びたかのように演出しているあたり芸が細かい(画像提供:じゃんぼ187さん)
元のジョークは、漫画家・イラストレーターのゴトウマサフミ(@goto_masafumi)さんが、2016年に公開したイラスト。これをじゃんぼ187(@jumbo187)さんが小4の娘さんに見せたところ、真に受けて本当にポッキーをチョコに植えてしまいました。すると、お父さんは夜のうちにこっそり新しいポッキーに植え替え。翌朝に結果を見た娘さんは、「本当に伸びた! やった!」と喜んで根こそぎ食べたのだそうです。
ポッキーは全部娘さんが食べたので実現しませんでしたが、お父さんは「二期作をすると土地がやせて作物が細くなる」演出のため、極細ポッキーまで用意していました。凝り具合がすごい
編集部の取材に、「面白い画像ツイートがあるとちょくちょく印刷して娘に見せている」と、じゃんぼ187さん。今回の娘さんの反応を詳しく聞くと、半信半疑ながらも「やってみたい!」と大興奮だったので、自由に実験させたのだそうです。
再生した(体の)ポッキーを食べたときの反応はというと、どうやらチョコレートだけが伸びると想像していたようで、「中のクッキーも伸びていた」とひと言。いまだに疑いつつも、目の前に起きたこと自体は事実(?)なので、戸惑っているそうです。そんなお茶目なイタズラのせいで、じゃんぼ187さんは奥さんからはあきれられてしまったのだとか。
なお、元のジョークを生んだゴトウマサフミさんは熊本在住で、震災に見舞われた当時、「不謹慎かもしれませんが、こんなことばかり描きたいんです」と投稿していました。現在はEテレのアニメ「くつだる。」の原作を担当しています。
震災当時の複雑な心境がうかがえるツイート
「くつだる。」の漫画版も発売中
(沓澤真二)
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