2015年10月に放送され大ヒットしたテレビドラマ「下町ロケット」(TBS系)の続編が、10月から日曜劇場枠で放送されることが分かりました。

同作は、『半沢直樹』シリーズや『陸王』などで知られる池井戸潤さんの小説『下町ロケット』シリーズが原作。前作では、シリーズ第2弾となる『下町ロケット2 ガウデイ計画』までが描かれ、最終回の平均視聴率が22.3%を記録し、大ヒットとなりました。
続編は、第145回直木賞を受賞し、7月20日に発売されるシリーズ第3弾の『下町ロケット ゴースト』(小学館刊)が原作。最大の取引先だった帝国重工が業績悪化し、主要取引先からは厳しい通告をされるなど、新たなトラブルにより窮地に陥っていく佃製作所のピンチを佃社長がどう乗り越えていくのか、前作同様続きが気になる展開となっています。

主人公の佃航平役は阿部寛さんが続投。経理部長の殿村直弘役に立川談春さんを始め、技術開発部長の山崎光彦役に安田顕さん、営業第二部係長の江原春樹役に和田聰宏さん、経理部係長の迫田滋役に今野浩喜さん、営業第一部長の津野薫役に中本賢さん、営業第二部部長の唐木田篤役に谷田歩さんが顔をそろえ、おなじみの佃製作所のメンバーが再集結します。

続編について阿部さんは、「夢の実現と人々の幸せを必死にもがきながら追い求めてきた佃ですが、今作も難題に直面し、それを乗り越えようともがき苦しむ中から新たな理想と追い求めるべき夢を見つけ出します。会社の経営者として、社員たちの生活を守るのも当然ですが、自らの夢を社員だけでは無く、全ての仲間たちと共に全力で挑戦する等身大の佃航平を演じさせていただこうと思います」と3年ぶりの役柄に向け胸熱なコメントを寄せています。
原作者の池井戸さんは、「阿部寛さん演じる佃社長を始め、佃製作所の熱いメンバーたちとの再会を心待ちにしています」と続編決定に喜びのコメント。「今回、窮地に立たされた佃製作所が挑戦するのは、まさに現代日本が抱える難題のひとつです。それに挑む者たちの葛藤や挫折がどう描かれるのか、福澤克雄監督の演出に大いに期待しています」と放送を待ちわびているようでした。

(C)TBS
(ADAKEN)
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