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Twitterに投稿された神戸風月堂のお菓子「ゴーフル」の木彫りが、置いてあったら食べてしまいそうなクオリティーです。サクサクッといけてしまいそう……!
見た目だけだと本物と間違えそうな完成度です
神戸風月堂のゴーフルと言えば、生地をせんべい状に焼き上げ、クリームをサンドした兵庫県の銘菓。そんな伝統のあるお菓子を1枚の桐の板から手彫りで作っていて、品のある表面のデザインや、やさしくほろっと口の中で崩れる生地の雰囲気を見事に表現しています。

彫り終わった段階でこのクオリティー

色合いはまだ木ですが、サクサクしていそうです
彫りまでの段階でも美味しそうですが、さらにアクリル絵の具で着色した完成品は焼き上げたときの香りまで漂ってきそうな見た目に。これがゴーフルの缶に入っていてもまったく違和感なさそう。

こちらが着色した完成品

美味しそう!

これは間違えて食べそうになってもおかしくない……
投稿したのは、これまでに「木彫りの厚切りトースト」をはじめ(関連記事)、「木彫りのミョウガ」(関連記事)「木彫りの煮干し」(関連記事)などを公開して多くの人を驚かせている川崎誠二さん(@sawsnht)。今回のゴーフルは、7月28日から兵庫県尼崎市で開かれる展覧会「それぞれのリアル」に合わせて制作されたもので、まさに“リアル”な作品として展示予定です。
また「#木彫りの全国銘菓」とあるように、「将来的には全国の銘菓を作って全都道府県制覇を目指そうとも考えています」と川崎さん。今回は兵庫県でしたが、次はどこの銘菓が作られるのか。今後楽しみになりそうです。
木彫りが体験できるワークショップは「あまらぶアートラボ」へ電話予約から先着10人で受け付けています
また少し前には、ひのきの板から作った「木彫りの板チョコ」も話題になっていましたが、こちらは川崎さんも参加する、8月9日から池袋パルコで開催の「そっくり展」にて展示予定。なおゴーフルは展示されませんが、他にも本物“そっくり”な作品が見られるとのことです。
川崎さんのFacebookアカウント
作品の制作過程などは川崎さんの別アカウント(@uko3000)でも公開されていて、どうやって板からリアルな食べ物が出来上がっていくか、川崎さんのこだわりとともに見ることができます。ゴーフルでは特に「ヘリの崩れ感」をあえて入れているのが印象的でした。木彫りって奥が深い……。
ちなみにこれまでの作品はInstagram(@seiji_kawasaki)やFacebook(@woodcarving.kawasaki)でも見ることができます。
木彫りの「ゴーフル」制作過程

こちらは参考にした本物の「ゴーフル」(※左は炭酸せんべい)

木彫りの看板職人のように原画を板に貼って彫っていきます

かっこいい木彫りゴーフル

缶に入れても……違和感ない!

着色にも試行錯誤があったようです
詳しい制作過程はこちらのスレッドから
作者情報
川崎誠二さんのSNSアカウント
Twitterアカウント(主に作品発表用):@sawsnht
Twitterアカウント(主に制作と日常用):@uko3000
Instagramアカウント:@seiji_kawasaki
Facebookアカウント:@woodcarving.kawasaki
画像提供:川崎誠二さん
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