「消防車の色」と聞いて、思い浮かぶのはどんな色でしょうか。日本では、法規的に「朱色」の塗装を用いることと定められており、赤っぽい車両を思い浮かべるのが一般的ではないでしょうか。
しかし、実は「消防車の色は、“別の色”の方がいいかもしれない」という説もあるのだとか。一体、どういうことなんです?

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解説
いち早く現場に駆け付け、安全を守らなくてはならない消防車にとって、交通事故防止は重要な課題。このためには「車体を“目立つ色”にして、周囲の目をひくようにする」というアプローチが考えられます。
では、その“目立つ色”とは、どのようなものなのか。アメリカ心理学会によると、薄暗い状況で見えやすいのは「緑がかった黄色」で、日中でも「黄やオレンジなどの蛍光色」の方が発見しやすいのだとか。実際、アメリカでは「黄色の消防車」を導入する動きが起こったこともあるといいます。
ただし、同国でも「消防車=赤色」というイメージは根強いらしく、「色が変わったせいで消防車であることに気付かない」と別の問題が起こってしまったもよう。このような「何の車両が走っているのか」という認識も視認性に影響するといわれており、「とにかく目立つ見た目にすればいい」という単純な話ではないようです。
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主要参考文献
- Why Lime-Yellow Fire Trucks Are Safer Than Red(APA/アメリカ心理学会)
- Color my world: Beyond the simple, red firetruck( The Washington Post)
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