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マツダは5月24日、華麗なボディーデザインと高度な新世代技術を両立したコンパクトクラスの新型車「MAZDA3(マツダ・スリー)」の国内販売を開始したと発表しました。

MAZDA3は、セダンとハッチバックの2つのボディータイプを用意するCセグメント車。2018年11月に米国で行われた「ロサンゼルスモーターショー2018」で発表されました(関連記事)。テーマは「日常があざやかに輝くパーソナルカー」。5年ぶりのフルモデルチェンジとなる今回の4代目は、デザインと技術の両面で大きく刷新した新世代車の第一弾として、これまでとは異なる独自の燃焼方式を採用した新開発エンジン「SKYACTIV-X」をはじめ、多くの新技術や新機軸を盛り込みます。
また車名は、これまで日本市場で用いていた「アクセラ」ではなく、各国市場のものと統一した「MAZDA3」を用います。
エクステリアはマツダ車共通のデザインコンセプト「魂動デザイン」を徹底して磨き上げ、シンプルなフォルムと繊細なボディー造形を組み合わせて、2017年の東京モーターショーで披露したコンセプトモデル「魁 CONCEPT」(関連記事)とほとんど変わらない、うねるように流れる美しいデザインを表現しました。色気のあるハッチバックモデル「MAZDA3 ファストバック」、大人な雰囲気のセダンモデル「MAZDA3セダン」、それぞれ全く異なる世界観を演出します。




技術面の柱は、新世代車両構造技術である「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」と、新型ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」です。SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREで目指したものは、運転のしやすさや疲れにくさにつながるドライバーとクルマの一体感。以前からマツダが提唱している「人間中心」の設計を突き詰めたとしています。



SKYACTIV-Xは、これまでのガソリンエンジンではできなかったという独自の燃焼方式「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」を世界で初めて(2019年5月現在、マツダ調べ)実用化した新世代エンジン。ガソリンエンジンの伸びの良さ、ディーゼルエンジンの燃費やトルク応答性、それぞれのいいとこ取りをした特性を持ちます。

パワートレインにはこの他にも、低廉な1.5リッターガソリンから、2リッターガソリン、1.8リッタークリーンディーゼルターボの4種類と豊富に用意。マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid」も用意します。また、ブレーキによるヨーモーメント制御を追加した車両姿勢安定化技術「G-ベクタリング コントロールプラス」や前後輪のトルク配分をアクティブに制御する「AWD制御」などの新世代車両姿勢制御技術も新たに備えます。
WTLCモード燃費は、「ファストバック 15S/FF」でリッター17.8キロ、2リッターガソリンエンジンの「セダン 20S PROACTIVE/FF」でリッター15.8キロ、1.8リッタークリーンディーゼルの「セダン XD PROACTIVE/FF」でリッター20キロ。SKYACTIV-Xの燃費性能は未定で、後日公表予定としています。
価格は1.5リッターガソリンエンジン搭載の「ファストバック 15S」で218万1000円(税込、以下同)、新世代エンジンSKYACTIV-X搭載「ファストバック X PROACTIVE」で314万4000円から。まず、5月24日から1.5リッターガソリンエンジン搭載モデルと1.8リッタークリーンディーゼル搭載モデルを発売。その他モデルも順次販売予定です。







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