元ぽっちゃり女子の助平綾音を巡る三角関係ラブコメディー漫画『どすこい！すけひら』（作：たむら純子さん／原案：清智英さん）の実写映画化が決定。綾音役は、「KARA」の元メンバーで女優の知英さんが務めており、特殊メイクで体重100キロ超となった姿が注目を集めています。
同作は、あることをきっかけにぽっちゃり体形からスレンダーな体形に変身した綾音が、人気アイドルの湊拓巳との出会いをきっかけに、過去の自分を乗り越えようと奮闘する姿を描いたもの。監督は、「最高の離婚」「ファーストクラス」などのテレビドラマを演出し、「あのコの、トリコ。」で長編映画初メガホンをとった宮脇亮さんが務めます。
知英さんは、“どすこい”とあだ名がつけられた綾音のぽっちゃり体形を再現するため、特殊メイクの第一人者である江川悦子さんが手がけたファットスーツを着用し、想定体重100キロ超の姿に変身。顔回りも特殊メイクでまん丸とし、普段のスレンダーな姿からは想像もつかないふくよかな仕上がりとなっています。知英さんって言われなきゃ分からないな。
自身の変身に知英さんは、「とても細かな作りで特殊メイクに3時間以上かかりました。季節は真夏だったので、ファットスーツを着込んでの撮影は、暑くて暑くて大変でしたが」と苦労を吐露ししつも、「スタッフの皆さんが一生懸命作ってくださいました」とコメント。見どころについては、「ドジで自分に自信がない綾音が夢や恋の展開をきっかけに自分自身を好きになることで、大きな壁を乗り越え仲間たちと成長していく姿」と語っています。
監督も、主人公の“魅力的な愛らしいキャラクター”を「知英はその想いに見事に応えてくれました」と称賛。「真夏の撮影で心身共に過酷な状況の中でも、常に前向きでクリエイティブな彼女の姿勢や人柄が、現場の雰囲気も作品も良くしていると感じていました」と撮影を振り返っています。
知英さんの変身ぶりにネットでは、「まさかこれが知英ちゃんとは」「特殊メイクの凄さにびっっっくり」「本当誰かわかんない」「全然知英ちゃんじゃないw」など驚きの声が多数寄せられた他、「知英ちゃんの役の幅の広さはほんとすごいな〜」とトランスジェンダー役や殺し屋、車椅子生活を送る元体操のスター選手など幅広い役を演じてきた知英さんの変幻自在っぷりを評価する人もいました。
(C) 2019 劇場版「どすこい!すけひら」製作委員会 (C)清智英・たむら純子/講談社
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