本田技研工業(ホンダ)は6月27日、タカタ製エアバッグを搭載する「フィット」などのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。対象は31車種、計50万8896台。

国土交通省によると、助手席側エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、環境温度と湿度変化の繰り返しでガス発生剤が劣化することがあり、エアバッグ展開時にインフレ−タ内圧が異常上昇して、インフレータ容器が破損するおそれがある──とのことです。不具合件数、事故はゼロだとしています。
対象は2000年8月〜15年3月に製造された車で、初代フィットや「ストリーム」「アコード」「CR-V」などが含まれます。全車両について、助手席側エアバッグのインフレータを対策品と交換する対応をとります。

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