松岡修造さんが童話の世界に紛れ込み、登場人物を熱く励ますという、ヤバイ熱量の創作漫画がTwitterで好評を博しています。童話の人物を現実的な応援で成功させてしまうあたりがザ・修造。

「シンデレラ」の世界に出没した松岡さんは、舞踏会に行けないことを嘆くシンデレラの前に早速登場。「なンでそこで諦めんだよ!」と、魔法使いのおばあさんを押しのけて激励します。

放っておいても魔法使いがシンデレラを救ってくれそうな場面でしたが、松岡さんはおかまいなし。「奇跡や魔法に頼るなよ!」などとミもフタもないことを言いつつ、「できる! できる! 絶対にできるよ!」といつもの調子でエールを送ります。

熱い言葉に応えて精進したシンデレラは、家事代行サービスを立ち上げて大成功。事業を大きくして成り上がり、うわさを聞きつけた王子から求婚され、自分の手で幸せをつかみ取りましたとさ……うん、ファンタジー成分はだいぶ減ったけど、めでたしめでたしでいいのかな!


漫画は松岡さんが「もっと熱くなれよぉ!」と叫ぶ「マッチ売りの少女編」を予告して終わりました。そして作者は後日に続編を公開。予告を一切無視して、「ウサギとカメ編」を始めてしまいました。はは〜ん、さては予告編と称して、描きたくなった1シーンを描いただけだな?(名推理)
今度の松岡さんは、物語のクライマックスに登場。余裕とばかりに昼寝をしたばかりに、カメに負けそうになって嘆くウサギの前へ、「ベストを尽くせよぉ!」と駆け付けます。

「ダメだダメだと見切りつけたフリすんなよ!」「結果は誰にも分からない! だから全力で生きるしかないんだよ!」と、松岡さんは前回以上にエキサイト。「勝ち負けなんかちっぽけなこと! 大事なのは本気だったかどうかだ!」と、ウサギを盛り上げて一緒に駆け出します。

ウサギの激走でレースは五分五分にまでもつれ込み、ゴール前ではウサギ・カメ・松岡さんのデッドヒートが展開。うっかり松岡さんが優勝するハプニングは起こりましたが、取りあえず勝負を通じて通じ合ったウサギとカメには厚い友情が生まれました。

「ベストを尽くせば、ときに勝利より価値ある物を手にすることもある……ありがとよ」と、感謝の言葉が松岡さんに寄せられて話は幕を閉じました。なお、最後のページにはオオカミが「立ちはだかる壁は壊すためにあンだよ!」と励まされる「三匹の子豚編」の予告が載っているのですが、本編が世に出るかどうかはなんともいえません。

「全てを破壊しながらも良い話にもっていく……さすが松岡修造」と感心の声が上がった、この漫画の作者は赤信号わたる(@GoAkashin)さん。6月にも「オヤジが美少女になってた話」(関連記事)で話題を呼んでおり、『月刊アクション』で同作の連載を予定しているとのことです。
作品提供:赤信号わたる(@GoAkashin)さん
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