三菱「エクリプス」をベースに、ランボルギーニの傑作車「ガヤルド」を再現したレプリカが海外で注目を集めていました。海外のカスタムカーYouTubeチャンネル「Wheelers Builders」が手がけたもので、パッと見ただけでは本物だと信じちゃうレベルです。違和感仕事して!

「ガヤルド」はランボルギーニが生産しているV10エンジン搭載モデル「ウラカン」の先代にあたるモデルで、約1万4000台も生産・販売されたランボルギーニで最も売れたクルマとしても知られています。
そんなガヤルドの本物そっくりなレプリカを作り上げたWheelers Builders。彼らはまず初めにガヤルドの3Dモデルを使って、ボディ形状が似ているクルマを探しました。その結果、ベース車両に選ばれたのが三菱エクリプスのオープンカーモデル。三菱の米国法人が生産していたクルマで、現在はSUV「エクリプス クロス」がその名を受け継いでいます。


車体の各パーツは3Dプリンタなどで作り、微調整を加えながら取り付けていきました。シートはランボルギーニらしいスポーティーなデザインをチョイスして、自作したヘッドセットを取り付けています。



そして出来上がったレプリカガヤルドは、パッと見ただけでは偽物とは思えないほど精巧な仕上がり。ただ、内装などには異なる部分も多く、例えば本物のガヤルドはミッドシップレイアウトを採用していましたが、このレプリカではエクリプスと同じ前輪駆動です。車体の空いたスペースには後部座席が追加され、4シーター仕様となっています。


今回のレプリカ製作にかかった費用は、部品や人件費なども合わせても合計200万ルーブルから250万ルーブル(約350万円から約440万円)ほどとのこと。本物のガヤルドが今でも1000万円以上で取引されているを考えると、かなり安価といえます。
Wheelers Buildersは自身のYouTubeチャンネルでお披露目動画とメイキング映像を公開しているので、どのようにして作られたのか気になる人はチェックしてみるといいでしょう。


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