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NASA(アメリカ航空宇宙局)が12月17日(現地時間)、超音速実験機「X-59」の最終組み立てが承認されたと発表しました。

X-59は“静か”な超音速飛行の実現を目指す次世代超音速旅客機の実験機。NASAとロッキード・マーティンが共同で開発を進めています。
航空機が音速を超える速度で飛行すると、大きな爆発音を伴うソニックブーム(衝撃波)が発生し地上に被害を与えます。そのため米国などで超音速飛行は厳しく規制されています。X-59は、QueSST(Quiet SuperSonic Technology)という技術によって「ソニックブームの発生を抑える」機能を備えます。NASAらはこのX-59での実験によって地上に被害を与えない超音速飛行のデータを集め、次世代超音速旅客機実現の足掛かりにする考えです。

気になるのはやはりX-59のブッ飛んだ外観と機能です。長く突き出た機首と、三角形の主翼がとてもスマートで美しい……。
この長い機首や翼の仕様が、超音速飛行時に空気を切り裂く衝撃を周囲に伝えにくくする効果をもたらします。高度5万5000フィート(約1万6764キロ)を音速(時速1225キロ)を超える時速940マイル(時速1512キロ)で巡行しても、地上ではクルマのドアを閉じたとき程度の騒音レベルに抑えられるとしています。


X-59は米国カリフォルニア州のロッキード・マーティン スカンクワークス工場で2020年後半に機体を完成させ、2021年には飛行を開始する予定です。飛んでいる姿を早く見たい……! そして、超音速旅客機の再来にも期待です……!



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