大人になるのもつらいことばかりではない――。見知らぬお姉さんが少女に教えてくれる漫画を、漫画家のぱげらった(@pageratta)さんが1月13日成人の日に公開しました。大人ならではの楽しみって何だろう?

ある夕暮れ、少女は独り河原で涙ぐんでいました。「早く大人になっていろいろなことがしたい」という思いを、機嫌の悪かった父親に「大人なんて自由に見えて不自由で、大変なことばかりなんだ」と否定されてしまったのです。

そんな彼女を気遣って、見知らぬお姉さんが通りすがりに声をかけてきました。大人の不自由さは認めつつも、「子どもが大人に夢を持たない世界なんて私はイヤかな」と、少女を元気づけます。

そして「大人になること」の魅力をできる限り教えてあげようと、急に少女を連れ出すお姉さん。少年野球に飛び入りしてホームランをかっ飛ばしたり、金に物を言わせてクレーンゲームや回転寿司で豪遊したり――大人になればこそできる楽しみを見せて回ります。発想は大人のソレではないけれど。

ついには、ウニとイクラを食べ過ぎて、道ばたで吐いてしまうお姉さん。その姿はハチャメチャでしたが、少女の目にはまぶしく見えたようです。大人になることに、少しは希望が持てたかな……?

そんなこんなでお姉さんは最後のページで、「他人の子どもを連れ回した不審者」として警察に連れていかれるのでした……。フィクションなのでつい油断してしまいますが、確かに途方に暮れる子どもを連れ回すのは社会的にダメなやつ!
急に現実へ引き戻すオチに、リプライでは「めっちゃいい話だと思ったら急にひどいw」「最後が悲しすぎる」といった感想が多数。ある意味、お姉さんは大人の“自由”も“不自由”もいっぺんに教えてくれたのかもしれません。
ぱげらったさんは短編集『拡散的エモーション』を出しています
作品提供:ぱげらった(@pageratta)さん
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