夏川椎菜が「皆さーん！　ヨーソロー！」と公開初日に景気付け　「劇場版 ハイスクール・フリート」舞台あいさつ

　「劇場版 ハイスクール・フリート」が1月18日に公開初日を迎え、新宿バルト9で舞台あいさつが行われました。

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　登壇者は夏川椎菜さん（岬明乃役）、Lynnさん（宗谷ましろ役）、古木のぞみさん（立石志摩役）、種崎敦美さん（西崎芽依役）、黒瀬ゆうこさん（納沙幸子役）、麻倉ももさん（伊良子美甘役）、大空直美さん（スーザン・レジェス役）、そして進行役の鶴岡聡さん（猫の五十六役）の総勢8人です（※種崎さんの「崎」はたつさき）。

　「ハイスクール・フリート」（2016年）は、海上の治安を守る職業“ブルーマーメイド”を目指す養成学校の生徒たちが、教育艦「晴風（はれかぜ）」の乗艦体験を通して成長する姿を描いた群像劇。テレビシリーズの放送終了後も続編を望むファンの声を受け、OVAの発売（2017年）を経て新作映画が制作されました。

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　本編上映前の舞台にキャストが勢ぞろいすると、夏川さんは片手を突き上げて「皆さーん！　ヨーソロー！」と元気よくあいさつ。続くキャスト陣も「ヨーソロー！」の掛け声で客席を盛り上げ、黒瀬さんもテレビシリーズ第10話の名ぜりふ「晴風乗員はイモかもしれんがのぉ、相手の風下に立ったことは一度もないんじゃあ！」を叫ぶと客席も「ないんじゃぁぁぁー！」と大合唱。

　劇場版の新キャラクター、スーザン（通称：スー）を演じる大空さんは「私もやっていいですか？」と夏川さんたちに聞きながら「皆さん、ヨーソロー！」と、レギュラーキャストと同じせりふであいさつ。「スーがどんなキャラクターか、まだ皆さんも知らないだろうと思うので、どうぞお楽しみに」と呼びかけました。

本作に初参加の大空さん、そして艦長役の夏川さんの姿勢

　さらに大空さんは、大人数の声優が集まった2日間にわたる収録を振り返り、「アフレコブースに入りきらないほどのキャストの方々がいて、こういう大所帯の仲間に入っていくんだなぁと、身が引き締まりましたね」とコメント。

　テレビシリーズのころから、自分の出番がないときでもアフレコブースを出ずに出演者の芝居を見守る姿勢を続けている夏川さんは、「いろんな人が代わる代わるブースに出入りする中、皆さんの芝居を見ていたので、一緒に作っている感が強かったです」と回顧しました。

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副長ましろの重いドラマに対して、箸休めキャラの志摩＆芽依？

　Lynnさんは「予告編にもありますが、ましろが“（ミケの声色で）他の艦の艦長に!?”みたいなことがあるので、彼女がどういう決断をするのかを最後まで見てほしいです」とコメント。また、ましろとみんなとの絆がどういう風に深まるのかを楽しんでほしいとのことでした。

　ましろの葛藤が描かれる中、コメディーリリーフの志摩と芽依について鶴岡さんが「ちょっとした箸休めというか……」と言いかけると、古木さんは「私たちは私たちで主役のつもりでやってるからー！」と自分と種崎さんを指さしつつ発言。種崎さんは、「いや、私、主役だと思ってやってないから」と突っ込みが入り、会場は笑いに包まれました。

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全てのキャラクターが輝いている

　黒瀬さんは「OVAからずいぶんお待たせしちゃいましたが、その間も横須賀の方々が応援してくれていました。だから映画の中で横須賀のいろんな景色が出てくるとうれしくなっちゃって。ファンの皆さんも、映画を見たら聖地巡りをしてほしいなと思いました」と舞台になっている横須賀への思いを語りました。

　炊事担当の美甘を演じる麻倉さんは「今回も良い意味で変わらず、みんなの“食”を支える立場だったのですが、劇場版では最大のピンチを迎えるので、私も加わって、面かじいっぱーい！　とか叫んでみたかったですね」と、戦闘に参加できないのが残念そうな思いを話しました。

　最後に夏川さんが締めのあいさつとして「全てのキャラクターたちが輝いている映画です。何度も楽しんでもらえる作品だと思うので、一度と言わず、二度、三度とご覧になってください」と呼びかけていました。

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「劇場版 ハイスクール・フリート」

　大ヒット“航海”中！

スタッフ

• 原案 ：鈴木貴昭
• キャラクター原案 ：あっと
• 総監督 ：信田ユウ
• 監督 ：中川 淳
• 脚本 ：鈴木貴昭・岡田邦彦
• キャラクターデザイン・総作画監督 ：中村直人
• 音楽 ：小森茂生（F.M.F）
• CGグラフィック制作 ：グラフィニカ
• 制作 ：A-1 Pictures
• 配給 ：アニプレックス

(C)AAS／海上安全整備局 (C)AAS／新海上安全整備局

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