T.M.Revolutionの西川貴教さんが2月25日にTwitterを更新。新型コロナウイルスの影響で各種イベントの中止や延期が“主催側の判断”で決定している状況を受けて、「そろそろ政府でちゃんと決めて欲しい…」と政府によるガイドライン制定を求めています。
現状を嘆く西川さん

新型コロナの感染拡大を受けて、国内では米津玄師さんのアリーナツアー、「back number」ファンクラブツアーの一部公演が中止、「AKB48」の握手会が延期になるなど各種イベントに大きな影響が。Perfumeや声優の田村ゆかりさんはライブを実施するものの、来場を控える人へのチケット代払い戻しや、飛沫拡散防止のためにライブ中のコールを禁止(田村さんのみ)するなどおのおので対策を講じています(関連記事)。
こうした状況を受けて西川さんは、「なぁなぁ、で結局のとこライブとかイベントはやっていいの? あかんの? どっち?」と明確な指針がない現状にやきもきしているようで、「やっても怒られて、やめても怒られる… そろそろ政府でちゃんと決めて欲しい…『自己責任』は無責任ッスよ…」と苦言。西川さんの投稿には、「政府に対して怒りを覚えます」「たしかに政府は無責任です。ガツンと中止か延期命令を出すべきです」など賛同の声があがった一方で、「自己責任やと思うけどなぁ。 日本人は他人任せがすぎるのと違う?」「ご自分で決めて下さい! いずれにせよ国が責任を取る必要はありません!」など否定的な意見も寄せられました。

こうした声を受けて、自身が所属事務所の代表取締役を務めるなど他のアーティストよりイベント運営に深く関わっている西川さんは、「一般の方は『やるも、やらぬ本人判断だろ』とお思いですが、会場は早くて2年前から手配がはじまり、お客様を入れずとも多くのスタッフを危険に晒します」と内情を説明。「一律に後ろにスライド出来るなら延期も即判断出来ますが、自己責任とされているので足並みは揃いません。保険もリスクを取って加入は難しいです」とやはり明確なガイドラインがないことに憤りを感じてるようでした。
なお、政府が25日に公表した新型コロナ対策の基本方針では、イベント開催について一律の自粛要請はしないものの、開催の必要性をあらためて検討するよう求めていましたが、26日にはさらに一歩踏み込み、今後2週間、全国的なスポーツや文化イベントの中止や延期、規模縮小を要請しています。
西川さん「中止や延期の補填も当然なく、開催して感染者を出せば関係者全員が、先ず間違いなくメディアやネットで袋叩きにあうでしょう」
内情を説明
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