ねとらぼ
2020/04/01 10:00(公開)

「リゾートみのり」「リゾートうみねこ」6月末に引退 鉄道ファン目線で確かめる「最後の魅力」とは

あぁぁ、国鉄型由来の列車がまた2つも……。大ベテランの魅力的な列車です。

 東北地区を走るJR東日本の観光列車「リゾートみのり」と「リゾートうみねこ」が2020年6月末に引退します。

国鉄型 キハ40 リゾート みのり うみねこ 三陸鉄道 八戸線 陸羽東線 しらかみ くまげら
2020年6月28日に運行を終える「リゾートみのり」(写真:呼んでる渋沢)

 リゾートみのりは、宮城県の仙台駅と山形県の新庄駅間を東北本線、陸羽東線経由で運行する快速列車として2008年11月に登場。大きな窓で紅葉の名所である鳴子峡の景色を楽しみながら、沿線の温泉や観光スポットを結びます。

 リゾートうみねこは、青森県の八戸駅と岩手県の久慈駅を結ぶ列車として2011年4月に登場。太平洋の雄大な景色を眺めるために回転型座席や小型テーブルのあるボックス席を用意しました。また八戸線での運行時は普通列車のダイヤで運行するために自由席も連結した珍しい列車でもありました。

国鉄型 キハ40 リゾート みのり うみねこ 三陸鉄道 八戸線 陸羽東線 しらかみ くまげら
趣のあるリゾートみのりの車体色とロゴ。車体色は紅葉をイメージした深緋色と漆黒を組み合わせたもの、そして車体のラインとロゴはメタリックゴールドを使っていた(写真:呼んでる渋沢)
国鉄型 キハ40 リゾート みのり うみねこ 三陸鉄道 八戸線 陸羽東線 しらかみ くまげら
「リゾートうみねこ」は2020年3月29日に定期運行を終了、6月13、14日の臨時列車で運行を終える(JR東日本公式Webサイトより

リゾートうみねこは八戸線沿線の海や空をイメージした鮮やかなブルーの車体

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