日本や欧州ではオレンジ。米国では「オレンジでも赤でも、どっちでも良い」のだそうです。
日本で走っているクルマは、ヘッドライトは白、テールランプ・ブレーキランプは赤、ウインカーはオレンジ。欧州でも基本的に同じです。

しかし、灯火類に関しては米国では少し独特。現地仕様では側面からの視認性を高めるサイドマーカーの搭載義務があったりと、他の国・地域と違うルールがあります。
中でも変わっているのが、リアウインカーが「赤い」クルマが多いこと。フロントは日本や欧州と同様にオレンジですが、リアは「オレンジでも赤でも良い」ということになっています。


日本では……赤ウインカーは保安基準を満たさないので乗れません(在日米軍の車両など特別に認められたクルマを除く)。
例えば正規輸入する新車は、日本に陸揚げ後、PDI(Pre-Delivery Inspection)センターと呼ばれる施設で品質検査と日本の保安基準に適合しているかどうかを1台1台厳しく確認し、日本で正しく安全に乗れるように適宜交換や整備を行っています。
どうしても欲しいアメ車を並行輸入して乗りたいという場合、日本でナンバーを取るためにはひと手間が必要なのですが……それはさておき。「オレンジでも赤でも良いですよ」というルールにおいて、赤を採用する理由は何でしょう。「ブレーキランプと兼用できるから」のようです。コスト面の効率化とともに、同じ赤色ならば1灯減らして見た目もスッキリさせられます。
なお、ウインカーを出しながらブレーキをかけた場合はウインカーが優先されます。「アメ車の赤いリアウインカー」は米国が舞台のあの映画やドラマでも普通に登場しているはず。この機会に何度も見た映画を見直して探してみても面白いかもしれませんね!


