タレントのフィフィさんが5月25日、自身のTwitterを更新。ネット上での誹謗(ひぼう)中傷に関する議論が大きなうねりとなる中、「一方で著名人が政治家を馬鹿にするツイートしまくってる違和感」があるなどと私見をつづり、共感の声を中心に多くの声があがっています。
直接的な発端となっているのは、恋愛リアリティー番組「テラスハウス TOKYO 2019-2020」に出演していたプロレスラーの木村花さんが5月23日に死去したこと。かねてSNS上では木村さんの番組内での言動に対する誹謗(ひぼう)中傷が相次いでおり、木村さんは死の直前、「毎日100件近くの率直な意見。傷ついたのは否定できなかった」「愛されたかった人生でした」とSNSに投稿、これが死の背景にあったとみられています。

木村さんの訃報には、訃報そのものを悼む声はもちろん、死に至らしめたネットの誹謗(ひぼう)中傷に対してさまざまな意見が噴出する事態に。誹謗(ひぼう)中傷を受けやすい芸能人やスポーツ選手などのタレントからは、「気にしない見ない それしか解決策もない」「立派な犯罪行為」「教育が最も大事」「もっと厳しい法律を」などの見解が次々と出され、25日には菅義偉官房長官もこれに言及する形でリテラシー向上のための啓発の重要性を説くなど、大きな動きとなっています。
そんな中、フィフィさんは、“ネットの誹謗中傷に対して非難の声があがる中、一方で著名人が政治家を馬鹿にするツイートしまくってる”ことに違和があると心境を吐露。上述したタレントの私見の中には、“芸能人も人間”だとするものもありましたが、これに「相手がタレントでも人間! って批判しておきながら、政治家なら平気で罵る」と指摘。安倍昭恵首相夫人のSNSコメント欄を例に挙げながら、「言論の自由って? 都合よすぎ」とつづりました。
言葉を向ける先が芸能界か政界か、相手が公人か私人か、あるいは準公人などの違い、さらに誹謗(ひぼう)中傷と批判/批評の違いなどを考慮しても、このツイートには一定の理があるととらえた人からは「批判と誹謗中傷を履き違えてる輩が多すぎ」「言論の自由とは意見する自由であって、暴言を吐く自由ではない」「人の意見は様々だけどどうしてこういう当たり前の意見がまかり通らないのか」など同意する声が続出しています。
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