INDEX

「いい旅チャレンジ20,000km」。
そう聞いて郷愁を感じる世代とそうでもない世代は「50歳前後」で分かれるところでしょうか。これは、かつて日本国有鉄道(国鉄)が行っていたキャンペーンです。
いい旅チャレンジ20,000kmは、242線区(約2万キロ)あった国鉄全線の完全乗車(完乗)を目指すもの。つまり乗りつぶしゲームですね。1980年から10年間、国鉄が分割民営化され、JRグループになった年をまたいで実施されていました。


参加するには、まず1線区を踏破(走破ではなく、踏破と呼ばれた)した証拠に、その路線の起点および終着駅の駅名と、自分が写っている写真を事務局に送付します。すると「チャレンジカード」と呼ばれる会員証が発行されました。

踏破した数によって、豪華な賞品がもらえました。トランプやタオル、オルゴールやレールで作った文鎮など。今の私だったら、賞品ほしさに乗りつぶしていたと思います。
キャンペーンのタイアップに当時の富士写真フイルムが関わったこともあり、8ミリカメラや映写機などの副賞もあったとか。



あの時代は「家族の距離が密接な時代」でもあった
先日、SNSで「いい旅チャレンジ20,000kmに参加した人いる?」と聞いたところ、次々に手が上がりました。
当時、小学生だった方が多く、皆さん「証拠写真の撮影」に苦労していた様子です。まずカメラを手に入れるのが大変で、さらに1人で巡っていれば、誰かに写真を撮ってもらわなければなりません。なるべく優しそうなお姉さんに声をかけた、などのコメントもありました。
その上、苦労して撮ってもらった写真が現像したらピンボケだったり、駅名が入ってなかったりしたら……。その時の嘆きようは、想像に難くありません。
もし撮ってもらったのが親ならば、八つ当たりもしたことでしょう。テレビの前で、カセットデッキ片手に録音しようと息を潜めてスタンバイしていたのに、「ご飯だよ!」と呼ばれて台無し……。その感覚と近いものがあります。今思えば不便かもしれませんが、家族の距離が密接な時代でもありました。
密を避けてのステイホームの期間中、どうやら暇を持て余して断捨離に励んだ方が多かったようで、私はネットオークションで、気になっていたボードゲームを手に入れました。

いい旅チャレンジ20,000kmのボードゲームは、当時のキャンペーンに合わせて発売された日本一周旅行ゲーム。バンダイとエポック社から出ており、入手したのはエポック社版のものです。
実際のチャレンジ20,000kmと同様、一番多くの路線を踏破してポイントを稼いだ人が勝ち。鉄道歴まだ13年めの私は当時参加していませんが、このキャンペーンのきっかけになった、宮脇俊三さんの著書「時刻表2万キロ」は読んでいたので、興味はありました。

コメントランキング
【関東在住者に聞いた】球場飯がおいしいと思う「12球団の本拠地球場」ランキング! 第1位は「東京ドーム」【2026年最新調査結果】 | スポーツ ねとらぼリサーチ
「卒業時にこの大学でよかったと思える大学」“就職評価の高い首都圏の私立大学”ランキング上位に集まった声は「名に恥じない学生になれる名門」「社会で活かせる幅広い学問を学べる」(3/6) | 大学 ねとらぼリサーチ:3ページ目
【60代に聞いた】ソースがうまいと思う「カップ焼きそば」ランキングTOP12! 第1位は「ペヤング ソースやきそば」【2026年最新調査結果】(コメント一覧) | グルメ ねとらぼリサーチ
「車に常備しました」 カインズの“1980円クーラーバッグ”が評判 「ちょうどいい大きさ」「保冷剤を止めるベルトが良い」(1/5) | ライフ ねとらぼリサーチ
【50代に聞いた】買い換えたい「エアコンのメーカー」ランキングTOP10! 第1位は「ダイキン」【2026年最新調査結果】 | 家電・PC・カメラ ねとらぼリサーチ