ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Takaさんが6月23日、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの公式YouTubeチャンネルにゲストで登場。バンド初の南米公演で取った対応を明かしました。

https://www.youtube.com/watch?v=30QKQnBbZ30

 海外ライブにかける思いなどを語る中で、Takaさんは2014年11月に行ったブラジル・サンパウロ公演でのエピソードを披露。公演本編が終了し、アンコールに入った時、1人の現地ファンが観客をかき分け、ステージに上がり込んできたそうです。

ONE OK ROCK Taka Wherever you are
当時のステージ(画像はTaka Instagramから)

 ファンはマイクに顔を近づけるや、「実は俺、結婚したい子と一緒に今日このライブ会場に来てるから、この場でプロポーズさせてほしい」と懇願。演奏開始前のハプニングにも動じず、Takaさんは「どうぞ」と快諾し、相手の女性をステージ上に案内しました。プロポーズが無事成功し、2人から「次の曲、僕らのために歌ってくれ」と言われるや、当初から演奏予定だった楽曲「Wherever you are」を熱唱したそうです。「愛してるよ 2人は一つに」「心から愛せる人 心から愛しい人」という歌詞がこんなにピッタリはまる瞬間があるなんて……。

ONE OK ROCK Taka Wherever you are
プロポーズが成功し、抱き合う2人(画像はTaka Instagramから)
ONE OK ROCK Taka Wherever you are
愛し合う2人にじんとした表情をみせるTakaさん(画像はTaka Instagramから)

 Takaさんは、日本語の歌詞を覚えて熱唱するファンを見て、「こういうことって普通に生きてたらなかなか経験できないこと」と、大きな喜びとともに実感したといいます。話の聞き手を務めた海老蔵さんも、「確かに……。素晴らしいね!」とうなずいていました。

 ファンからは「南米ライブ事件、生でみてたからその時のこと言ってるの見れて嬉しい!」「南米ツアーの話すごい! 素敵」と、奇跡的ともいえる一連の展開に感動した声が上がっていました。