大日本印刷は7月13日、「肌に貼れるカラーディスプレイ」の開発に成功したと発表しました。薄くて伸縮性があり、腕や顔など曲面でも自由に装着できます。


同社と東京大学の研究チームが取り組んできた「スキンディスプレイ」技術によるデバイス。ディスプレイと駆動・通信回路、電源から構成されており、外部機器からBLE(Bluetooth Low Energy)通信で送られた情報を表示できます。
ディスプレイ部は、1.5ミリ角のカラーLED12×12個(144画素)が埋め込まれた、厚み約2ミリのゴムシート。曲げ伸ばしても断線や破損が起こりにくい配線を実現しており、伸縮を繰り返しても電気的・機械的特性は損なわれないそうです。
研究チームが初めてスキンディスプレイを実現したのは2018年2月のこと。皮膚に貼り付けたセンサーで計測された生体信号をもとに、心電図を表示する装置を発表していました。
今回は通信・駆動回路、電源の一体化とカラー化が実現し、単体で使えるコミュニケーションツールとして利用可能に。相手の顔色から気持ちをうかがうといった、リモートでは欠落しがちな非言語コミュニケーションを補完できるため、アフターコロナ社会におけるコミュニケーションに有用と目されています。
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