あの名機の運転台に潜入……! 真岡鐵道がディーゼル機関車から撮影したすごい迫力の前面展望動画を公開しています。

真岡鐵道公式ちゃんねるで公開した「夜行列車DE10代走! 前編:運転台添乗編」で、DE10形ディーゼル機関車から撮影した、めったに見られない前面展望や運転の様子を楽しめます。
撮影日は2019年7月26日。この日は沿線で開催する花火大会に合わせて運行予定だった「SL夜行列車」が運休となった代わりに、DE10形による夜行列車を運行しました。
DE10形は1966年に登場し、昭和時代に広く活躍した国鉄型のディーゼル機関車です。北海道から九州まで全国各地のローカル線や貨物駅での入れ替え作業を担いました。2020年現在、JR線では数を減らしましたが、真岡鐵道では1971年製のDE10形が国鉄時代と変わらない塗装で運行しています。

動画では真岡駅から終点の茂木駅までの運転の様子や前面展望、車窓をダイジェストで紹介。運転席のシーンは「真岡駅を出発するまさにその時」です。普通では体験できない運転席での汽笛やエンジン音は大迫力で必聴です!
DE10形は運転席が横向きに付いているのが特徴です。入れ替え作業では進行方向が頻繁に変わるため、運転士が移動することなく方向の切り替えができるようにするためです。真岡駅から茂木駅までの道のりはおよそ40分、首を痛めてしまわないか、勝手に心配してしまいます……。

続く前面展望のシーンもいい! “ならでは”のカタチの長いボンネット越しに前方の景色が見られます。普段の列車では決して見られないシーンですね。
途中、貨車が置いてある場所も登場します。線路はつながっていないため、私有地の敷地のあるようですが……少し気になるスポットです。ここは何なのでしょうね。

沿線では、子どもたちが手を振っていたり、撮り鉄が撮影をしていたりと、のんびりとした夕方の風景もホッとしますね。田んぼに映るDE10形と客車の影……、何と旅情を誘うシーンなのでしょう。
終点の茂木駅に着くと、外はもう薄暗くなっていました。客車を切り離し、帰りの夜行列車運転に向けて準備をはじめました。


動画には「DE10のエンジン音がいい」「下手したらSLよりも貴重?」などのコメントとともに、「絶対首が痛くなる」と珍しい仕様の運転台の向きが気になった人も多かったようです。
真岡鐵道は名物のSL列車「SLもおか」(2020年7月18日運転再開)も運行。SLとともに、エンジンの音やボンネット越しの車窓などの普段は見られないディーゼル機関車の雰囲気もあわせて、思わず旅に出たくなってしまいますね。



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