気象庁と国土交通省は3日と4日に会見を開き、「特別警報級」ともいわれる台風10号への警戒を呼び掛けています。数十年に一度しかない緊急事態であり、命に関わるような深刻な事態を招きかねないとして、5098人の犠牲者を出した1959年の伊勢湾台風に匹敵する勢力だと説明。十分な準備と警戒が必要としています。

 伊勢湾台風の上陸時の中心気圧は929ヘクトパスカルで、今回の台風10号は6日午前には沖縄の南大東島付近で915ヘクトパスカルまで発達する見込みといわれており、伊勢湾台風と同規模なのが分かります。台風10号は沖縄・奄美を通過し、九州地方に接近上陸すると見られています。

 2020年は例年と違い「withコロナ」としての台風対策が必要となります。FUKKO DESIGNは、「コロナ禍でもすぐできる!大雨&台風への備え2020年版」を公開しており、コロナ禍の災害時にどのように行動すればよいかまとめています。

 災害時のフェーズ(時期)ごとにまとめられており、段階によってとらなければならない対策や必要な物品などが明記されていて視覚的にも分かりやすいかと思います。ぜひ参考にしてください。

※画像はすべてFUKKO DESIGNより

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風水害が起きる5日前〜前日

災害対策

1.家の外と中の備えをチェックしよう


災害対策

2.ものの備えをチェックしよう


災害対策

3.最新の情報を入手しよう


災害対策

4.自分にあった避難を考えよう


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風水害が発生する直前/発生時

災害対策

1.危険な場所には絶対に近づかない


災害対策

2.避難判断のための情報を入手しよう


災害対策

3.避難する直前に必ず確認すべきこと


災害対策

4.避難するときに必ず気を付けること


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避難所にいるとき

災害対策

1.食事・洗面所などでの注意点


災害対策

2.感染症に気をつけながら体を動かそう


災害対策

3.避難所の空間を快適・清潔にしよう


災害対策

4.車中泊するときの注意点


 FUKKO DESIGNのnoteでは上記の対策をPDF化したデータが公開されています(関連記事)。

 ネットでは台風および大雨対策として知見が多く寄せられ、共有も盛んです。取捨選択は必要ですが、過去の経験からの便利グッズなど役立つ情報もあり参考になるのではないでしょうか?