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女優の山田杏奈さんと玉城ティナさんがW主演するドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(MBS/TBSドラマイズム枠)の放送が9月8日からスタートします。原作・岡田麿里さん、漫画・絵本奈央さんによる同名漫画を実写化した同作。色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた、文芸部に所属する5人の女子高生が、“性”にほん弄されながらも成長していく青春群像劇が繰り広げられます。

主人公の小野寺和紗(山田さん)は、部活動で触れる文学には性描写が含まれるものもあり、描かれる行為に気恥ずかしさを覚える一方、興味をひかれる気持ちも。ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていたときに、菅原新菜(玉城さん)が「セックスです」と発言。その瞬間、これまで目をそらしてきた自らを取り巻く性と向き合い、振り回される日々が描かれていく――。

そんな“性”をきっかけに、感情が交差していく和紗と新菜。対象的なキャラクターを演じた2人が感じた女子高生のリアリティーはどのようなものだったのか。撮影を通じて絆が深まった彼女たちが、等身大の言葉で作品への率直な思いを語ってくれました。

菅原新菜は“玉城ティナに対する世間的なイメージと似ている”

――和紗は、文芸部の中でも性に“振り回される側”の立場でしたが、どう解釈して演じましたか?
山田: 和紗はすごく普通な子。とても素直なので、真っすぐ他の人の言うことをちゃんと聞こうと思って演じていました。その点、性には振り回されているけど、自分のことを押しつけないようにしているところは、すごくちゃんとしていて。応援したいなと思ってもらえるような子だと感じるし、ちゃんとそう写るように心掛けていました。

――一方の新菜は、文芸部のメンバーを“振り回す側”の役どころでした。
玉城: 新菜は後半になるにつれて、心の動きみたいなものがより前に出てきて人間っぽさが増してくるので、そこのキャラクターの変化をどうしていこうかなと考えていきました。後半との差をつけたかったので、最初はビシッと冷たく見えるような存在感を出すことを意識しました。
人を振り回す側ではあるので、人のことを見ながらも見て見ぬふりをするところや、情けないところは本当に情けなくやろうと思って演じました。

――自分と役が重なると思ったところと、ここは違うなと思ったところはありますか?
山田: 普通なところ、かな(笑)。
和紗をいろんなタイプから分類するとしたら、普通な子だと思うんです。でも、実際演じてみたら、芯があると感じたし。いつでも人のことを思いやれるっていうところは、私にはないし実は普通じゃないなと思いました。

――なるほど。玉城さんは?
玉城: 新菜は、玉城ティナに対する世間的なイメージと似ているように感じます。例えば、何を考えているのか分からなさそうとか。私に対して、そのような印象をお持ちの方もいるでしょうが、そのイメージと似ているのかなと思います。
でも、新菜も普通に生きているだけで、周りがそういう風に思っているだけだと思うし、全然私も普通に生きているだけなんです(笑)。あとは、私も冷静な方だとは思いますけど、もっと新菜の冷静さみたいなものは見習いたいなって。

――そういったパブリックイメージと、自分とのギャップってどんなものだと思いますか?
玉城: 私ね、結構なんだろう……。どう思われていても別にいいので、何とでも! って感じ(笑)。自分自身で言うなら、マイペースなのかな? 自分のことが一番いまだによく分からないですね。
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