LINEが運営するキュレーションメディア「NAVERまとめ」が9月30日11時過ぎにサービスを終了しました。併せて、既存のまとめ記事をダウンロードできる機能の提供を開始。ダウンロード機能は11月30日までの期間限定で提供されるもので、画像を除いた形で記事データが手元に残せます。


「NAVERまとめ」トップページ(終了直前の9月30日11時ごろ)
現在サイト上には「最後のまとめ」として、「数字で振り返るNAVERまとめの歴史」が24時間限定で公開中。「11年間の総PV」が1718億PV、「月間最高PV」が31億PV、「総まとめ数」が約180万まとめ、「総アカウント数」が約34万アカウントなど、これまでのネット上での存在感が伝わってくる内容です。
NAVERまとめは2009年にサービスを開始。ユーザーが記事を作成し、閲覧数に応じて報酬を支払うシステムを採用。2014年には、最も多く報奨金を獲得した作成者が1500万円以上を獲得したと発表していました。また、前述の「数字で振り返るNAVERまとめの歴史」によると、これまで総額1000万円以上の報酬を得た作成者数は17人で、そのうち年間で1000万円を超えたのは2人だったとのこと。
同社はサービスの終了を7月1日に発表。終了理由については「サービス環境・市場環境の変化による単独サービスとしての今後の成長性や、LINEグループ全体での選択と集中の観点などをふまえて検討した結果」として、今後はNAVERまとめで培ったノウハウを検索事業の発展に生かしていきたいと説明していました。
多様な記事が更新される一方で、記事の粗製乱造や画像が無断転載される悪質なケースも多く、サービスへの批判も少なくありませんでした。2018年には朝日新聞社や産業経済新聞社など報道7社からの申し立てを受け、無断転載されていた画像約34万件が削除されていました。
NAVERまとめは9月30日掲載の「最後のまとめ」において、ユーザーなどへの感謝として「11年以上もサービスの提供を続けられたのは、利用者の皆様や関係者の皆様の支えがあったからこそだと、心から思っております」「長きにわたりご愛願いただき、誠にありがとうございました」とコメントしています。


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