ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は11月4日、2020年の「たまひよ名前ランキング」を発表しました。2020年1月〜9月に生まれた新生児19万7940人を対象に、名前や名前の読み、漢字などを調査しています。
男の子の名前のトップ5は「蓮(れん)」「陽翔(はると)」「蒼(あおい)」「樹(いつき)」「湊(みなと)」(以下、カッコ内は主な読み/以下同)。女の子の名前のトップ5は「陽葵(ひまり)」「結菜(ゆいな)」「莉子(りこ)」「芽依(めい)」「紬(つむぎ)」でした。

男の子の「蓮」は3年連続、女の子の「陽葵」は5年連続で1位。トップ5を見ると、男女ともに人気上位に大きな変動はない結果に。一方で、男の子の3位「蒼(あおい)」、女の子の6位に「葵(あおい)」と男女トップ10に同じ読みが入っていることから、「男女を問わない名前の人気が高まっているなどの傾向も見られます」とベネッセは分析しています。
2020年に急上昇した名前トップ3は、男の子は「凪(なぎ/昨年92位→26位)」「葵(あおい/昨年66位→38位)」「琉生(るい/昨年68位→41位)」、女の子は「凪(昨年60位→20位)」「柚葉(ゆずは/昨年71位→32位)」「咲茉(えま/昨年62位→30位)」と、男女ともに「凪」が順位を上げました。

ベネッセは「コロナ禍における社会の混沌さから、『平穏』や『穏やか』といった意味合いをもつ『凪』が男女ともに急上昇しました」と解説。「あおい」と同様に、ジェンダーレスな名前としても人気が集まっているとしました。また、ドラマ「凪のお暇」「私の家政夫ナギサさん」や、「鬼滅の刃」の登場人物・冨岡義勇の「水の呼吸 拾壱ノ型 凪」など、エンターテインメントコンテンツでの露出が増えた影響もあるかもしれないと分析しています。
全体の総評として、「たまひよ しあわせ名前研究所」顧問の栗原里央子さんは「今年は新型コロナウイルスの影響を受けてか、今流行りのものよりも、安定した名前が選ばれる傾向が見受けられました。不安定な世の中でも、地に足をつけて生きていってほしいというママ・パパの願いが込められているのかもしれません」と結んでいます。



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