床に寝そべって音を全身で感じても許される世界。
静岡の岳南電車が、列車の走行音を楽しむためのイベント「音鉄トレイン(音鉄の夢叶えます)」を2020年11月7日、21日に開催します。参加費は1人9870円(税込)。

音鉄トレインは、8000形車両を貸し切って、走行中の「音」を楽しもうという企画。参加できるのは大人のみで、スピーカーや床面にマイクを近づけて収録できるほか、床に耳をつけてモーター音を聞くなど、本来なら迷惑行為に該当してしまいそうな楽しみ方をしても、変な目で見られることはありません。
さらに、列車の音を「より良く聞くため」に、参加者へ「聴診器」を配布するという太っ腹なサービスも。マイ聴診器を持っていない人でも安心して参加できそうですね。



集合場所は岳南電車の吉原駅(静岡県富士市)。吉原駅を15時43分に出発後、岳南江尾駅までノンストップ走行を予定しています。走行中は走行音を楽しむため、車内アナウンスは行わないとのことです。
岳南江尾駅に到着後は、休憩・録音タイム。パンタグラフを上げ下げする音や、車両の床下機器の音、車内アナウンスの録音が行えます。
その後、17時37分に岳南江尾駅を出発、18時に吉原駅に到着するというスケジュール。イベントの定員は両日程ともに15人で、最少催行人数は5人。チケットは直販サイト「GAKUTETSU STORE」で購入できます。
なお、参加者にはフリー乗車券、イベント参加証、聴診器のほか、記念品として本物のレールと犬釘がセットになったレール打音機がプレゼントされます。

記念品の「レール打音機」はなかなかシュール
岳南電車では「秋の岳南電車まつり月間」として、11月30日までさまざまなイベントを開催中。親子向けの鉄道業務体験イベントや沿線探訪ツアーのほか、さらにニッチな終電後の電車に泊まれるツアー「ナイトステイホームin吉原」(関連記事)といったイベントも行われます。
(大泉勝彦)

