国民的すごろくゲーム「桃太郎電鉄」をKONAMI協力のもと、現実世界で完全再現した番組「日本一周!リアル桃鉄」が、12月21日23時56分に放送。総移動距離9000キロにもおよんだ壮絶な旅にネットでは「シンプルですげー面白かった」と反響を呼び、Twitterのトレンド入り。ゲームクリエイターのさくまあきらさんも「おもしろかったあ!」「また見たい!」と反応しています。

番組は、前作から約4年ぶりに発売された桃鉄シリーズ最新作「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」の桃鉄3年決戦!モードに基づいてロケを実施。俳優・菅田将暉さんのものまねで知られる芸人・MASAKIさんと、ギャル風漫談で知られる芸人・ゆーびーむ☆さん、コンピューターを含めた3人が、ゲームの桃鉄でサイコロを振り、出た目に従って、実際に日本各地の駅へ移動を繰り返します。なお、対戦相手が移動している間、他の人はその場で待機です。待ち時間が過酷すぎる。


北海道や石川、京都、高知といった目的地へ向け、「超特急カード」「☆飛びカード」といったカードを駆使しながら長距離移動もする2人(もちろん、その間一方は待機)。過酷すぎる待ち時間や移動時間に体力を奪われながら途中、「おならカード」や貧乏神などに妨害されたり、サイコロの目に翻弄(ほんろう)されたりと、ゲームさながら……というよりその何倍も緊張感が漂っていました。
総移動距離9000キロ、総ロケ費用240万円(15日間)、総ロケ時間が369時間という膨大な労力を要した同番組に視聴者は、「リアル桃鉄参加したいですね(笑)」「ちょっと狂ってる番組やってる めっちゃ桃鉄やりたくなってきた」「番組は1時間って割に合わない。。。予算的に贅沢な番組だな!」と夢中になった人が多くいた様子。また、「MBSがやってるだけあって、懐かしのレシートすごろく・ロケみつブログ旅の雰囲気があって割とよかった」など旅番組を多く手掛けるMBSの手腕をたたえる声や、「ちょっと違うけど水曜どうでしょうのサイコロ企画を思い出した」といった声も見られました。
また、さくまさんも「『日本一周!リアル桃鉄』、おもしろかったあ! 出てくる駅、本当に行ってるのは私だから、どの駅もなつかしい! また見たい!」と太鼓判を押していました。
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