インドネシア・ジャカルタを拠点として活動するアイドルグループ「JKT48」が1月11日、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の影響を受け、グループ存続のため現メンバー65人から26人のリストラを公式サイトで発表。ネット上では「リストラと卒業は違うでしょ」「国内グループもあり得そうで怖い」など物議を醸しています。

JKT48 リストラ チームJ
JKT48のチームJ現メンバー（画像はJKT48公式サイトから）
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　JKT48はジャカルタのロックダウン（都市封鎖）に伴い、2020年3月中旬から劇場公演の休演が余儀なくされたため、現在に至るまで劇場公演の有料ライブ配信を実施。しかし、活動存続が非常に困難な状況だといいます。これを受け、経営陣と関係者は、JKT48の解散を防ぐ方法を考えるために2020年末から継続的に議論してきたことを報告しました。

　その結果として、グループ存続のためにJKT48メンバーとスタッフの人員を減らすことを決断し、グループ内で大規模な再編をすることを公表しました。「非常につらいことですが、全てゼロから作り始めるしかないのです」と苦渋の決断だったことを伝えています。

　これに伴い、「JKT48特別卒業式」を2021年2月末に開催する予定とし、イベントで“卒業”という形を取ることが発表されました。なお、卒業するメンバーは、「チームJ」が18人中7人、「チームKIII」が16人中5人、「チームT」が16人中3人。さらには、正規メンバーに昇格する前の「アカデミークラスA」が15人中11人と、合計26人がグループを去ることとなっています。

JKT48 リストラ チームKIII
チームKIII 現メンバー（画像はJKT48公式サイトから）
JKT48 リストラ チームT
チームT現メンバー（画像はJKT48公式サイトから）

　JKT48のリストラ発表に、ネット上では「かなり衝撃的」「あまりにもひどい」「リストラと卒業は違うでしょ」など批判する声が上がった一方で「人数抱えれば抱えるほど今の状況下では厳しくなるよな」「国内グループもあり得そうで怖いな」「坂道は体力あるだろうけど日本の大人数グループもこの状況が続くと対岸の火事じゃない」など国内アイドルグループのリストラを不安視する声も相次いでいます。