ねとらぼ

中にはやり過ぎってほどの変態カーも。

ダイハツの魔改造「果樹園ハイゼット」がホントにサーキットを爆走

 ダイハツは、オートサロンに出展予定だったカスタム車両「ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.」と「コペン スパイダー」を披露(関連記事)。人気レーシングドライバー・谷口信輝選手の手によってサーキットを爆走しました(いいなぁぁぁ)。外観だけのショーカーではなく、ホントにサーキット(ゆくゆくはラグナセカ)を攻めるべく、ガチ製作していたのに驚きです。

【 珍車試乗 】ノリで屋根切っちゃったみたいな。そんな2台に乗りました(YouTube/NOBチャンネル)
ハイゼット ジャンボ スポルツァ
魔改造軽トラオープンカスタム「ハイゼット ジャンボ スポルツァ」(画像:ダイハツ工業)
ハイゼット ジャンボ スポルツァ
イタリア車のように美麗デザインになったコペンのコンセプトモデル「コペン スパイダー」

 ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.は、果樹園で活躍する軽トラにインスパイアされ、屋根をぶった切ったオープン仕様です。

 サーキット走行に向けて、バケットシートを入れ、軽トラレース用車高調整式サスペンションに代え、コペン用大径ディスクブレーキに換装し、15インチの鍛造アルミホイール+セミスリックタイヤ装着。ビタローニミラー、追加メーター、クイックリリース式ステアリングホイール、コークススクリューに敬意を表した「ラグナ青果」のステッカー(しかも文字を照らすとフルーツの絵がうっすら見える、無駄(?)にすごい特殊仕様)、チョコモナカジャンボアイスの模型(お、おう)などのこだわり装備も盛り込みました。

 「いろいろぶっこんでますよね」(谷口選手)

 「屋根取っちゃったので、顔(!)がズレないように補強バーも入れていますよ。まじめに開発し、ちゃんと動くことをアピールしたかったのです」(ダイハツデザイン部の米山さん)

 試乗した谷口選手によると、ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.は「おっせぇ(笑)」。「でもね、何かね、かわいいね。どんどん愛着がわいてくる」「珍車って危なそうな雰囲気があるけれど、これは全然安心」「世の中のクルマが全部軽トラになったら、世界は平和になる。たぶん交通戦争も事故も起きない。そんくらいスゲー平和だった」とのことです。

レーシングドライバー・谷口信輝選手がダイハツのカスタムカーを体験(画像はYoutubeから)
谷口選手が試乗(画像:YouTube/NOBチャンネル、以下同)
屋根をぶった切った魔改造軽トラ「ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.」(画像はYoutubeから)
サーキットをホントに走った魔改造軽トラ「ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.」
パワーの少なさに驚きつつアクセル全開で走ります
「おっせぇ(笑)。けれどだんだん愛着がわいてくる」(谷口選手)
コペンを昔のレーシングカー風にしたコペン スパイダーVer.
コペン スパイダーVer.
フコペン スパイダーVer.
「フロントウィンドウがないので風がゴーカイに頭に当たるね。フォーミュラカーに乗った雰囲気を感じた」(谷口選手)
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