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乃木坂46が1月27日にリリースした26枚目のシングル「僕は僕を好きになる」のアニメ版ミュージックビデオが公開されました。乃木坂46にとって初のアニメ版MVとなるこの作品は、ストーリー・絵コンテ・原画を漫画「映像研には手を出すな!」の作者・大童澄瞳さんが担当しています。最強の世界だ。
動画の主人公は「エアバイク部」に所属する女の子。ストイックで周りを置いていきがちになっていた主人公がケガをきっかけに、仲間から差し伸べられた手によって純粋に楽しかった日々を取り戻すというシチュエーションが描かれます。










このMVは、乃木坂46の齋藤飛鳥さん、梅澤美波さん、山下美月さんが主演を務めた2020年の映画「映像研には手を出すな!」の原作漫画家・大童さんと乃木坂46のスタッフがストーリー性のあるミュージックビデオの話をしているうちに、「ならばアニメ版でそれを実現してしまおう!」と盛り上がったことがきっかけで制作されました。



左から齋藤飛鳥さん、梅澤美波さん、山下美月さん
2020年12月からストーリーや絵コンテなどの制作が開始され、アニメーション制作は年末にスタート。わずか1カ月弱の間にストーリー・絵コンテ・原画の作業を行った大童さんは「苦労したのは納期です。時間がとにかくなかったので、映像編集ソフトを使って音楽の上に絵を貼り付けて作る『Vコン』を制作しました」と、リアル“映像研”な制作過程を明らかにしています。
大童澄瞳さんのコメント
最近の乃木坂46のMVは、物語性のある物が少ないとスタッフの方にお聞きました。そんな中で新曲「僕は僕を好きになる」を使って、ストーリーのあるMVを新たに作ってみたいという話が盛り上がり、僕がストーリーなどを引き受ける事になりました。歌詞を読んだ時、自分自身の境遇と重ね合わせて「これは私の話ではないな」と思いました。歌詞から伝わってくる「どこかで悩んでいる誰か」はいったいどんな人なんだろうと思いを巡らせ、部活を舞台に、怪我をきっかけにストイックで周りを置いて行きがちになってしまった主人が、仲間から差し伸べられた手によって、純粋に楽しかった日々を取り戻すというシチュエーションにたどり着きました。
苦労したのは納期です。時間がとにかくなかったので、映像編集ソフトを使って音楽の上に絵を貼り付けて作る「Vコン」を制作しました。曲に対して直感的に絵を組んで行けるし、チーム内でイメージも共有しやすいので良かったと思います。幸い僕は映画部出身で現役YouTuberでもあるので、映像編集自体は「お手の物」でした。


(五月アメボシ)
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