“子どもと遊ぶ”というのは簡単なようで意外と難しいもの。予想外な行動に大人はヒヤッとしたり、それどころでは済まなかったり……。そんな体験談を伺う読者募集企画、今回は「小学1年生に“心臓マッサージ”をされて……」というお話を伺いました。
「子どもに悪気はないと思うのですが、ヤンチャって恐ろしい……」

数年前、姉と共通の知人の家に行ったときのこと。姉から「◯◯君(その知人の子ども/当時小学1年生)が一緒に『マリオカート』やりたがってるから来て!」と電話を受け、私はNintendo Switchなどを持って、知人宅に向かいました。
到着すると姉たちはカラオケに行ってしまい、帰ってくるまでのあいだ私が子守をすることになりました。
最初は「マリオカート」や「スプラトゥーン」をプレイしていたのですが、しばらくすると遊び飽きてしまいました。
次はレンタルしてきた『名探偵コナン ゼロの執行人』を見よう、と準備していると、知人の子どもが急にベッドではしゃぎだし、「オレはブロリーだ!」と『ドラゴンボール』ごっこをはじめて。私も詳しくないなりに、「かめはめ波」を打つマネなどをしていました。
そこからまた遊びが変わって、今度はプロレスごっこ? それとも引っ張りっこと言えばいいのでしょうか。私はその子に腕をつかまれてグイグイ引っ張られているうちに、目の前がグルグル。目まいを起こして気持ち悪くなり、「もうダメだぁ〜」とグッタリ。
―― 子どもは体力ありますからねえ。
テレビモニターには結局見られないまま、再生しっぱなしになっている『ゼロの執行人』。心の中で「助けてくれ、安室さん……」とつぶやいていました。
すると、子どもが「心臓マッサージするね」と言って、私の(胸ではなく)お腹をドス! ドス! 小学生とは思えない力で押されて、私はごみ箱に嘔吐。姉たちが帰ってくるまで寝ていました。
―― その後の体調は?
翌日は体がだるく、市販の酔い止め薬を飲んでいました。また、約1週間後から左耳が詰まったような感じがしはじめて……。ヤバいと思って大きめの病院に行き、人生初の点滴を受けたり、検査してもらったり、薬を出してもらったり。体調が戻るまでしばらくかかりました。
子どもに悪気はないと思うのですが、ヤンチャって恐ろしい……と思わされる出来事でした。
現在はコロナ禍で、知人の子どもと遊ぶ機会は減りましたが、今でも万が一のために、バッグの中に酔い止め薬を常備しています。
先日、その子と久しぶりに会ったら「またトトロごっこしたい」と言っていて、「あー、お前が吐いたときのアレか!」と私の姉。
―― “心臓マッサージ”が、かわいらしい名前の遊びに……。
願わくは、あんなトラブルが再び起こりませんように……。
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