現在公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本編を劇場内で盗撮した動画をインターネット上に投稿する事例が複数確認されるとして、配給元である東映、東宝、カラーの3社は「しかるべき対処」をすると報告している。

劇場での映画の盗撮行為は「映画の盗撮の防止に関する法律」および「著作権法」により禁止されており、盗撮した映画本編や特報をYouTubeやTwitter、Facebookなどにアップロードすることも著作権侵害にあたる。
同作品では2018年7月に映画館で公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の特報を盗撮した映像がインターネットに投稿されており「厳しく対処していく」と報告(関連記事)。翌2月には著作権法違反の容疑で検察庁に書類送検されている(関連記事)。
今回確認された複数の盗撮動画については「情報は全て保存」していると警告。あらためて「盗撮行為は刑事罰の対象」「アップロード元は匿名でも特定が可能」と、同様の事例が続かないよう注意喚起している。
なお、著作権が侵害された場合、最大で懲役10年または罰金1000万円、またはその双方が課せられる可能性がある。

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