コミックDAYSで公開された読み切り漫画『やすお』が、ネット上で「心をグサグサ刺してくる」「パンチの効いたホラー」と話題になっています。ディストピアの描き方がえぐい……!

(画像はコミックDAYSより)
物語の舞台は、家事や雑用をこなす汎用お手伝いロボット「やすお」が普及した世界。ある日、主人公の愛子の元に、姉から一台の「やすお」が送られてきます。

(画像はコミックDAYSより)
「やすお」と共に生活し、家事をさせる中で、少しでも気にくわないと「やすお」を何度も殴打する愛子。彼女に暴力を振るわれ罵倒されても笑顔で「頑張ります」と言う「やすお」ですが、だんだん調子が悪くなってしまい、家事能力も落ちていきました。
困った愛子は姉を呼びますが、彼女は憔悴した様子の「やすお」に驚愕。この状況でもなお、笑顔を保っている「やすお」は、見るに堪えない痛々しい状態です。姉は愛子に、「やすお」に必要なのは感謝の言葉であると伝えますが、愛子は反発するばかり。
やがて、愛子の暴力を受け続けた「やすお」は動かなくなってしまいました。姉はこの事態を引き起こした愛子をしかり、「やすお」の引き取り業者を呼ぶことに。そこでついに、「やすお」に隠された秘密が明らかになります。「やすお」の正体とは一体……?
Twitter上では『やすお』について、「これは凄まじいな…爆弾級の漫画。読む人によって解釈がまっぷたつに割れる作品」「すばらしい漫画…!!!!!!さりげなく始まって、全ての感覚を奪われる…。SF的な思考実験が組み込まれている作品って、ほんとにすき」「特別じゃないと価値のない世界で、特別を演じ続けると暴力的な嫌なヤツになる…現実もそうですよね。現実の不安が反映されてるのが良いホラーの条件。おもしろかった!」など、さまざまな感想が寄せられています。
『やすお』の作者は吉田博嗣(@yohida01)さん。吉田さんに作品の反響や、『やすお』を描いたときの思いを聞くと、「『やすお』はいろいろな不満の声を集めてごちゃ混ぜにしたような感じで作ってみました! 意外にも多くの人に受け入れられたようで、驚いています! 今はアンデルセンにインスパイアーされた、資本主義時代の人魚姫を構想中です。読んでいただいた皆さま、ありがとうございました!」とコメント。次回作を読むのが待ち遠しくなりそうです。
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