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高校の推薦試験を控えた中学生が、音楽の成績を上げてもらうために女性教師に直談判しに行く話を描いた漫画「4でもいい」がなんともすがすがしい読後感にさせられます。作者は漫画家の大類浩平(@woodbeeee)さん。

難関高校の推薦試験を控えた中学3年生の傘原君。オール5を目指して必死に勉強してきた彼の成績は音楽と体育をのぞいては「5」ばかりでした。都立の入試では実技科目の内申点を2倍にして計算するため、少しの差が受験を大きく左右してしまうもの。そこで傘原君は、音楽の成績がなぜ「3」なのかと音楽の汐谷先生に聞きに行くことにしました。


傘原君は、リコーダーもミスなくできたし、筆記試験でも80点以上取ったので成績は少なくとも「4」が妥当ではないかと訴えます。ですが先生は成績資料を確認しつつ、非情にもやはり「3」が妥当だと伝えます。
傘原君が「リコーダーも筆記もできたのに!?」と食い下がると、先生は「傘原君は声が小さい」のだと指摘。大きな声で歌わない生徒に4以上の成績はあげられないと言うのです。
それでも食い下がる傘原君は、思春期に同級生の前で歌なんて歌えないということ、また自分が成績のために青春もなげうって真面目にコツコツやってきたことを再三訴えます。そんな傘原君に、先生が問いかけます。「傘原くん、もう1回歌う?」。

音楽室に連れていかれた傘原君が、お腹の底から歌った先に得たものとは……? 先生の真意や、「4でもいい」の作品タイトルの意味については、ぜひ作品を最後まで読んで感じ取ってください。なるほど、これも青春! というすがすがしい読後感が待っているはず。
Twitterでは読者から「なんだろ、、、面白い!」「さわやーか」「めちゃくちゃおもろかった…」など作中の個性的な雰囲気や面白さに言及するコメントが多く寄せられています。
作品提供:大類浩平(@woodbeeee)さん

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