残業や陰口で仕事に追い込まれ、自ら命を断とうとした女性のもとに「人食い鬼」が現れる漫画が、予想に反する結末を迎えると話題です。鬼の名前はガブガブ。そこからしてかわいい。

毎日毎日仕事に追われて、明日への希望を見いだせない会社員・吉田さんは、精神的に参ってしまい、首をつろうとします。

と、そこへ現れたのが、人食い鬼のガブガブ。「死ぬつもりならその肉を食わせろ」というのです。しかしガブガブをよく見れば素っ裸。見かねた吉田さんは、上着を貸してあげます。
「これから食われるのに服など気にするな」と鬼。吉田さんは「こういうところでズレているからみんなについていけないんだ」とますます落ち込みます。
すると鬼のガブガブは、「テンション下がるだろ!」と叱責。食われる者は「もっと元気に食われろ」と吉田さんと謎の歌とダンスを教えるのでした。「私は、私は、おいしいお肉〜」。

踊っているうちになぜか、元気になってくる吉田さん。「モモ肉、バラ肉、肩ロース〜」と、食べられる側の歌をノリノリで歌います。
ガブガブと吉田さんは、2人で一緒に踊っているうちにテンションが上がり、大笑い。なぜだか、全てがどうでもよくなってしまいました。
「じゃあ」とガブガブ。「疲れちゃったから帰るかー」と、せっかくのいけにえに手を付けようとしなくなります。踊りすぎて汚れた肉なんか食べられないというのです。
結果的に、生きる道を選んだであろう吉田さん。はたして鬼のガブガブは本当に、吉田さんを食べるつもりだったのでしょうか? というか、そもそも「鬼」だったのでしょうか?
いろんな想像が広がるこの作品がTwitterで公開されると、「泣きそう」「友達になりたかったのかな」「涙が止まらない」などと、心が温かくなるような感想が並びました。
中には、「悲しくなったらこれを歌おう」とコメントしている人も。確かにこの歌、どうしようもなく落ち込んだときに、全てを忘れさせてくれそうな力がありますしね。モモ肉、バラ肉、肩ロース〜。モモ肉、バラ肉、肩ロース〜。
この漫画を描いたのは、ケム木村(@kemu_kimura)さん。くらげバンチにてカネの神様などを掲載しています。
作品提供:ケム木村(@kemu_kimura)さん

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