エディアは6月15日、同社が知的財産権を保有するゲームタイトルのうち「夢幻戦士ヴァリス」「ヴァリスII」「ヴァリスIII」のNintendo Switch版開発を決定。開発にかかるクラウドファンディングを「Makuake」で実施することと併せて発表しました。何というホイホイ。

「夢幻戦士ヴァリス」は、1986年に日本テレネットから発売されたPC用ゲームソフトで、その後ファミリーコンピュータやメガドライブ、PCエンジンSUPER CD-ROM2など幅広いプラットフォームに移植された人気作品。
セーラー服&ビキニアーマー姿の女子高生が剣を振りかざして戦う世界観もさることながら、『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス役や『風の谷のナウシカ』のナウシカ役などで知られる島本須美さんが声を演じたキャラクター・麻生優子の人気が高く、ファンクラブが結成されるほどの人気に。特に、PCエンジン版ではCD-ROM採用のメリットを生かし、当時としては珍しいアニメーションを使ったビジュアルシーンや声優のボイスが新鮮でした。
エディアは、2019年12月に「夢幻戦士ヴァリス」を含む複数のレトロゲームタイトルの知的財産権を取得。2020年12月にはNintendo Switch Online(海外版)で「スーパーヴァリス 赤き月の乙女」を配信するとともに、公式サイトを開設。“ヴァリス復活プロジェクト”の始動をアナウンスしていましたが、最初のリリースから35周年を迎える2021年、麻生優子が主人公のシリーズで、シリーズの中でも人気の高いPCエンジン版の「夢幻戦士ヴァリス」「ヴァリスII」「ヴァリスIII」をNintendo Switchで復刻することを明かしました。

また、これに併せてクラウドファンディングも実施。ゲーム内に名前を掲載する権利や、Tシャツ・マグカップなどのオリジナルグッズ、開発当時の原画や資料を使用した資料集、さらに島本さんサイン入りPCエンジン版ソフトなどのリターンを用意。エディアは、当時のファンが同窓会のように集える機会を創出し、昭和の名作ゲームをこの令和の時代に再び脚光を浴びられるように盛り上げていきたいとしています。
この発表を受け、ネットでは「往年の名作が今の時代にクラウドファンディングという手段で再始動の機会が巡ってくる、というのは本当に興味深い」「コレが上手く行ったらリブートや新作の可能性も…?」などの声が往年のファンを中心にあがっています。
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