敷地に並べられたPCを無慈悲に潰していくロードローラー。
マレーシア警察は2021年7月16日、押収品のビットコイン採掘マシンをまとめてロードローラーで破壊する様子を公開しました。

撮影場所はポルネオ島にあるミリ。警察署の敷地内にずらりと並べられたコンピュータは1069台にのぼります。これらはビットコインなど仮想通貨をマイニング(採掘)するために最低限のパーツで構成されたコンピュータで、2021年2月から4月にかけて警察が押収したものです。
YouTubeに公開された映像には、整然と並べられたコンピュータの上を走行するロードローラーが、次々にコンピュータをバキバキと音を響かせながら破壊していく様子が写し出されています。
警察によれば採掘工場は電力を不正に使用して採掘マシンを稼働させていたもよう。被害額は日本円で1億円を超えるそうです。


政府機関による「見せしめ」といえば、マレーシアの隣国であるフィリピン政府による高級車を破壊する大統領令が有名です。これは警察が押収した不正に取引されたポルシェやランボルギーニ、フェラーリといった高級車を重機で破壊するパフォーマンスで、再流通を防ぎながら「犯罪に手を染めようとする人たちに強烈なメッセージを発信する」という目的で行われています。

