新作がうまく書けずに悩む兼業新人作家が元カレと再会し、自身の過去を振り返りながら成長していく様子を描いた漫画が、価値観を再構築する苦しみと力強さにあふれていて心に刺さります。

漫画家の飯田ヨネ(@misterYnoji)さんによる、新人小説家の成長を描いた漫画。主人公の井森あさみはIT企業で働きながら小説を書く新人作家ですが、4年前に新人賞受賞作でデビューして以来、次の作品を書き上げられていません。出版社の担当編集からは「まだ若いし、焦らずやりましょう」と言われますが、30歳を目前に結婚する同級生を横目に見ているあさみは「夢を見ていられる猶予なんて…」と気を揉みます。
仕事終わりに小説を書き進めようとしますが、疲弊して「まあいいや土日で…」と休んで寝落ちしてしまったところに、取引先の飲み会で再会した元カレ・義晴から「よかったら今度メシ行かない?」とメッセージが。何年も彼氏ナシで過ごしてきたあさみは、誘いの言葉に胸を躍らせます。


4年越しの元カレとの会話に花を咲かせて、なごやかな時間が過ぎていきますが、創作の話になると突如どんよりした空気が漂います。2人の出会いは大学の演劇サークル。小劇場や古本屋を一緒に巡り、新人賞原稿の手直しまでしてくれた元カレは、田舎から都会へ出てきたあさみからすると、創作の相棒のような存在でした。
あさみは演劇サークルで活躍す義晴が、他大学の学生から注目されるほどの実力を持っていながら、夢を追う人や創作の場で活躍する人に対しては時おり、ふと暗い表情をのぞかせることに気付いていました。あさみが小説で新人賞大賞に選ばれた報告をした際に見せた反応も、素直に祝福するというよりはどこか複雑そうなものでした。
帰り際、「今日。帰んの?」と手を重ねる義晴。あさみは義晴と腕を組んで歩きながら、これまでのもやがかかった気持ちを晴らすように「なんで私と付き合ってくれたの…?」と、改めて二人の関係を確かめようとします。


義晴はなぜあさみの元から去っていったのか。二人の過去を振り返り、彼の本心を確認したあさみがとった行動とは……? 力強い決心と悲しみを経て成長する彼女の姿を、ぜひご自身で確認してみてください。
本作は、飯田さんが3年前にpixivで掲載した「たけくらべの終わりに」をTwitterで分割掲載したもの。投稿には「なんかすごい絶妙に、心に刺さってくる!」と感嘆する声などが寄せられています。
また、飯田さんは元AKBグループのメンバーとして知られる大木亜希子さんの『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』をコミカライズした作品『つんドル! 〜人生に詰んだ元アイドルの事情〜』を発売中。先日1巻が発売され、Amazon.co.jpにてコミックの売れ筋ランキング上位に食い込むなど注目を集めています。30歳を目前に、“元アイドル”の十字架を背負いながら仕事も恋もうまくいかない女性が、56歳の謎の男性ササポンと二人暮らしをしながら、人生を取り戻していく様子をていねいに描いた作品です。こちらでもキャラの感情の機微が伝わる飯田さんならではの表現で楽しませてもらえます。
作品提供:飯田ヨネ(@misterYnoji)さん
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