COVID-19(新型コロナウイルス)のワクチン接種でアナフィラキシー反応が出た人の体験談を描いた漫画が反響を呼んでいます。医学系の人のプロ意識がすごい。

作者の高田ゆうき(@yuhkitakada)さんの友人Mさんが職域接種で2回目のワクチンを打ったときのこと。経過観察を終えて仕事に戻ろうとしたところ、嘔吐感、息苦しさ、血圧低下、意識低下が起こります。Mさんいわく「厚生労働省HP通りの役満」(参考リンク)。



大変な状況ではありますが、Mさんの職域は大学の医学科。「アナ1名入りまーす」と普通の職域接種とはノリが違います。アナフィラキシー反応が出たと聞いて、わらわら集まってくる医師たち。それを見たMさんは、「きれいなデータになりたい」「いい症例となれ! わたし!」……プロ意識すごすぎる!



その後ICU(集中治療室)で1泊したMさん。容態は落ち着き、Twitterしたり、写真を撮ったりできたそうです。パルスオキシメーターをつけた指が痛くても、「外したらいいデータがとれないと思って」と別の指に換えてもらうことはしなかったとか。検体としての意識が高い。
大変な状況をユーモラスに描いた漫画には、「笑っちゃいけないのに笑える」「ワクチンのアナフィラキシー反応がどんなものなのかがわかる貴重な情報でありながら、怖さを笑いが吹き飛ばすのすごい」と好評。また、「このレポのお陰で、アナ出た時のイメージ出来た」と安心できたという声や、「同じく一晩入院ですみました」と同様の経験をした人のコメント、さらには同業者と思われる人からの共感の声もみられました。
なお「ICUってきいたときはどうなることかと」と心配していた高田さんに、Mさんは「きっとICUしか空いてなかったんだと思うんですよね」……かわいらしい絵とユーモラスな描写に和んだあとで、病床の逼迫をうかがわせる会話に現実に引き戻されるのでした。感染対策、気をつけなきゃ……。
作者の高田さんは『幸村くんは今日も』などで知られる漫画家。他にもワクチン副反応に備えた籠城戦を描いた漫画などを公開しています。
作品提供:高田ゆうき(@yuhkitakada)さん

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