「ひとりよがりにならないようにはしています」
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夢の実現には誰もが「共感できるもの」が必要
―― ゲーム好きの部分が「野田ゲー」発売に、バスケ好きの部分が「クリスタルジム」発足に結び付いてきました。ご自身の目標ややりたいことを形にするため、日頃は何を意識していますか?
野田 (しばらく熟考して)自分だけじゃなくて誰かと一緒に作り上げるものだとしたら、たいがいは「共感できるもの」にしてます。突拍子もないことを言って、「これやってくださいよ」「これ一緒にやりましょうよ」と持ちかけられたところで、やっぱり誰もついてこないので。
僕は好きなことをやっているようにみせて、みんなに一発で伝わることを言うようにしてますね。なんでもひとりよがりにならないようにはしています。
―― 人に何かを伝える上で、大事だと感じる要素は?
野田 さっき挙げていただいた「クリスタルジム」は、“芸人が筋トレを教えるジム”っていう分かりやすくて仕方ないようなシステムですよね。いってみれば“画”が見えるじゃないですか? 同時に今までなかったことでもある。どこにもなかったことで、具体的に画が見えるものを選んでいっている感じです。
「野田ゲー」もそうかな。今まで確かになかったけど、みんなが「そんなゲーム面白そうだな」って納得するものを作っていることが多いです。ネタなどにもいえますね。
あと、誰もやってないけど、画が思いつかないようなものはやらない。自分だけで成立していることはしないですね。
―― 周りを巻き込んで何かを実現していくことが、野田さんにとって重要ということでしょうか?
野田 誰かと何かを作り上げるパターンと、もう完全に自分で完結しているパターンと2通りですね。「ダンクがしたい」というのはもう自分だけの世界。プログラミングなども自分だけの世界ですし。
基本的には、自分で勝手にやりたいことを見つけて、それを誰かに見せるわけでもなく、ひっそりと結果を出していく過程が好きなので。あとは人に教わりたくないので、基本独学でやっていたりします。
「やめちゃいけない」の苦しさ
―― 「僕は夢を絶対かなえるんだ」と以前お話しされていたことが印象に残っています。昔からそうした考えなんですか?
野田 そうですね。僕にはなぜかその考えだけはありました。何でも必ず達成はします。
―― つらくてやめたいとか、そういう気持ちはないんですか?
野田 やめる方がつらいと思っていましたから。やめたらこれまでやってきたことが台なし、捨てるのと同じことじゃないですか? 時間のムダが一番嫌いだから、これまで打ち込んできた時間が無意味になることの方が怖かったかなと。
―― 野田さんのお話を聞く限りでは、やり続けることが大事だったりしますか?
野田 やめなかったから今の自分があるのは間違いないですけど、個人的には「やめてもいいよ」と誰にでも言いますね。「やめないこと」がどれだけつらいか、オレが一番分かってるんで。
みんな、それこそ子どもにも「やめてもいいよ」ってスタンスでいてほしいですね。「ゲームも途中でやめていいよ」って(笑)。そうあってほしいな。

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映画「スペース・プレイヤーズ」
声優キャスト:楠大典、津田健次郎、田中直樹、中澤佑二、野田クリスタル、丸山桂里奈、村上佳菜子、山口勝平、深水由美 他
監督:マルコム・D・リー
脚本:ジュエル・テイラー、トニー・レッテンマイヤー、キーナン・クーグラー、テレンス・ナンス
配給:ワーナー・ブラザース映画
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