セブン‐イレブンで販売されている「凍っているのにやわらかい くちどけいちご」が、“最強の冷凍イチゴ”とネットで話題です。冷凍なのに「かたーい!」とならず、加糖されているのでしっかり甘いのだとか。そんな夢の食べ物を実食してみました。

「アヲハタ くちどけいちご」パッケージ

「凍っているのにやわらかい くちどけいちご」

 購入した「くちどけいちご」は50グラム入りで158円(税別)。パッケージの高さはおよそ13センチと少し小ぶりな印象です。中には5粒のイチゴが入っていました。なお、重量で管理しているため粒数にはばらつきがあります。

「アヲハタ くちどけいちご」を出したところ

5粒入っていました

「アヲハタ くちどけいちご」パッケージ裏面

アヲハタの独自技術らしい

 まずは柔らかさに驚くのなんの。冷凍庫から出したばかりなのに、フォークが簡単に刺さりました! 「冷凍イチゴってこんなだったっけ?」と疑問に思ったので、念のため一般的な冷凍イチゴでも試しましたが、こちらは冷凍庫から出した数分後でも刺さりませんでした。全然、違います。こいつぁすげぇ。

「アヲハタ くちどけいちご」にフォークを刺す

刺さる…!

冷凍イチゴにフォークを刺すところ

一般的な冷凍イチゴでは刺さりませんでした

「アヲハタ くちどけいちご」にフォークを刺すところ

くちどけいちごは、刺さります…!

 そのまま歯でかじることもできました。食べてみると、むきゅー! あまーーーい! まさにアヲハタジャムをいちごの形に戻したような、品のある甘さです。最初はシャーベットを食べている感覚ですが、舌の温度でとろけてくると果実の“本物感”が口に広がります。子どもの頃、この味を期待してイチゴを冷凍庫に入れたんですよね。あの日の思い描いていた理想の味がします。おいしい。

「アヲハタ くちどけいちご」にフォークを刺したところ

いただきまーす

「アヲハタ くちどけいちご」をかじったところ

中まで赤い!(そういう品種らしいです)

 なんでも、この甘みとやわらかさは「やわらかフローズン製法」というアヲハタの特許製法によるものだそうです。そのまま食べるだけでなく、炭酸水やスパークリングワインに入れるのもアリなんだとか。旬に限らず年間ずっと楽しめるのもこの商品のアピールポイントなので、涼しくなるこれからの季節でもおいしくいただけると思います。

高橋ホイコ