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音楽ユニット「DREAMS COME TRUE」の中村正人さんが10月11日にブログとInstagramを更新。最新楽曲「次のせ〜の!で -ON THE GREEN HILL-」がオリコンデイリーチャートトップ10に入ったことへ、感謝を伝えています。

「ほんとにほんとにありがたく」「手にとってくれたあなたに心から感謝申し上げます」と購入者へ向け感謝をつづった中村さん。9月22日発売の同楽曲について、5日の投稿では「NEWシングルCD、ご購入をお考えのベイビーズはなる早のご購入をお勧めします」と異例のお願いを発表し話題に。「ドリカムのCDを取り巻く状況は厳しくCDショップから返品となる前に是非」「なんせワースト記録更新なもので(大粒の涙)」と厳しい懐事情を明かしていました。
この日のブログではあらためて作品やドリカムへの熱い思いを語った中村さん。「ブザマと言われようが、オワコンと言われようが、酷い言葉で罵られようが」と自ら厳しい言葉を並べつつ、“全身全霊を込めて創り上げたDREAMS COME TRUEの作品”を世に知らしめるのが自らの仕事と強調し、35年前に吉田美和さん、西川隆宏さん(2002年3月に脱退)と出会ったときから思いは変わらず「俺は、あきらめない」とつづっています。

アーティスト自らストレートに「CDを買ってほしい」と訴えたことへの反響は大きく、中村さんは6日のブログで「あんなことまで言うべきかめちゃめちゃ迷った」と葛藤があったことを告白。思うような反応ばかりではなかったとしながらも「伝えてよかった」とCD購入者や、応援してくれるファンへ感謝を伝えています。
一方で現代は配信やダウンロード購入が主体となり、そもそもCDが売れない時代へと変わっていることからCDにはアートワークやカラオケなど、配信では手に入らない付加価値をつけたつもりだったと中村さん。それだけに「そこに買うだけの価値を見出してもらえないとなるとこれ、俺たちの価値そのものだと吉田さんと話した」と今回の事態を重く受け止めています。「ドリカムのポピュラリティーが下がることで多くの人にそれら楽曲が届かずこれから一生聴かれないで終わってしまうことがあるなんて悔しくてしょうがない」と率直な思いを明かしていました。
こうしたいきさつを経てのトップ10入りをファンも大きく喜んでいて、「32年間歌い続けてくれてありがとう」「CDを発売し続けてるのに? CMソングもやってるのに? オワコンってなんですかね? こんな言葉に左右される必要なし!」「歌い続けて下さい。 永遠にファンです」と温かなメッセージが寄せられています。
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